漫画があればいいのだ！

原作：カンバラノリオさん 作画：えりちんさんの作品『ヤバマン サレ妻の秘密の離婚準備』（双葉社）

幸せな結婚生活、幸せな家庭を夢見て
子育て世代が多い郊外の大型マンションに
引っ越してきた河本桃美・・・だったのですが、
長女の妊娠中に夫の不倫現場を目撃し、
１度目だから・・・と許すも、
再び不倫をした夫に限界を感じてしまい、
離婚を決意するんです。

しかし、離婚した後のことを考えたり、
養育費なども貰えなかったりしたことなどを考え、
３００万円を貯めるまで我慢することに・・・

その稼ぎ方なのですが、
娘を保育園に預けた後、
体を売っていたのです・・・

そういったことをしていると
大型マンションの住人同士の
不倫などの人間関係が見えてくるんです。

しかし、自分もお金を貯めるためとはいえ、
体を売っているので
そういった人を責めることもできるわけでもなく・・・

・・・といった感じで
かなりヤバイマンション（ヤバマン）の住人たちを描いた
ちょいエロ漫画になっています。

クズのような人間がたくさん登場するのですが、
桃美の夫が一番クズなように描かれており、
無事に離婚できるのか・・・
それとも体を売っていることがバレて
最悪な関係になってしまうのか・・・
どういった展開になるかわからないですが、
かなり面白い作品ですので
気になった方はチェックしてみてください。

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えりちんさんの作品『池袋レインボー劇場』（白泉社）

厳格な家庭で育ったユキ（ヒロイン）なのですが、
母が亡くなり、駆け落ちした男との間にできた子供として、
実家では居づらい環境だったので、
１８歳になったその日に家出をしました。

遠距離恋愛の先輩が東京に住んでいたので、
夜行バスで東京に来て、先輩のアパートへと向かったのですが、
そこには先輩と見知らぬ女性が・・・
二股をかけられていただけでなく、その場で別れると告げられ、
ユキは実家に帰ることもできなく東京にとどまることに・・・

そんな時に、街中でぶつかった歩夢という女性の着物を汚してしまい、
ユキはお詫びとして着物の染み抜きをすることに・・・

歩夢が何の仕事をしているか知らずについていくと、
そこはストリップ劇場だったのです。
舞台で踊る歩夢に魅せられたユキは
ストリッパーになることを決意しました。

家出少女がストリッパーになるという
ぶっ飛んだ設定なのですが、
この作品はちょいエロというよりも、
美しいエロスにまとわれた感じの作風になっており、
今後、話題になるのではないか・・・と
勝手に思っています。

えりちんさんの作品は妙な設定の漫画が多く、
この作品もそのようなニオイがぷんぷんとしています。

・・・とはいえ、まだ１巻ですけど、
すごく先が気になる作品になっていますので、
気になった方はチェックしてみてください。

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