漫画があればいいのだ！

アキヤマ香さんの作品『片恋グルメ日記』（双葉社）

とある出版社の漫画編集部に配属され
少女漫画家の担当をしている所まどかなのですが、
編集の仕事に追われ恋を全くしていません・・・

それだけでなく、妄想癖もすごく
知られるとドン引きされるような妄想をしているんです。

そんなまどかなのですが、
青年漫画の営業をしている八角さんに憧れており、
ある日の昼休みに編集部で
牛丼を美味しそうにかっ込んでいる姿に魅了され
恋に落ちてしまうんです。

・・・とはいえ、なかなか男性にも声をかけれないまどかは、
担当している漫画家（男性）に相談してみると、
「彼と食事をしたけど、誘う勇気がないのなら、
彼が食べたものを調べて食し、彼を感じなさい！」
ととんでもない提案をするのですが、
それを真に受けてまどかは手始めに牛丼屋へと・・・

・・・といった感じで
八角さんの食べたモノをストーキングするという
ちょっと変わったグルメ漫画です。

実際に女性が立ち寄らない男だけの世界に
（牛丼屋、立ち食いそば屋、ラーメン屋）
ひとりで食べに行くという
ある意味、勇気のある女性を描いています。

最近では↑にあげたお店なのですが、
女性でもひとりで入る人もいるようですけど、
やっぱり勇気がいりますよね。
そんなドキドキしながらも入って食事をし、
妄想の世界へとトリップするまどかをお楽しみください。

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