漫画があればいいのだ！

片倉頼さんの作品『お菓子男子』（小学館）

夕方から店をオープンする
少し変わった洋菓子店。

このお店では３人のイケメン店員が出迎えてくれ、
女性たちの心を一瞬でつかむのですが、
この店員たちにはちょっと秘密があるのです。

それは・・・３人の店員は
お菓子の妖精なのです。

ガトーショコラの妖精の加藤ショコラ、
ドーナツの妖精の揚堂夏、
アイスクリームの妖精の愛透りむ・・・

この妖精たちはオーナー兼パティシエである
佐藤しゅがが作り出したお菓子の妖精で、
お菓子の出来次第で性格が変わるという
ちょっと厄介なこともおこるのです。

この店はしゅがの叔父が経営していたのですが、
わけあってしゅががこの店をオープンし、
叔父のレシピどおりにお菓子を作ると
妖精が現れ協力しあって店を立て直すことになるんです。

果たしてお店は繁盛するのでしょうか・・・

・・・といった感じの
洋菓子店を舞台にしたドタバタコメディになっています。

お菓子の妖精・・・というのも面白いのですが、
お菓子の出来により性格が変わるという設定もよくて
楽しく読める作品になっています。

イケメンだけでなく、
臨時に現れるショタ系のマカロンの妖精なども可愛く
女性にはかなりおすすめの作品になっていますので、
気になった方はチェックしてみてください。

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Ｔ.Ｊｕｎさんの作品『外見至上主義』（エンターブレイン）

太っていて容姿もよくない長谷川蛍介は
高校でイジメられており、
ここから脱出するために母親にお願いし転校することに・・・

母親は仕事の関係上今の町を離れられず
蛍介が一人暮らしすることになるのですが、
そこでも容姿などからイジメられそうになります。

そんなある日、目が覚めると、
今までの自分が寝ているのに気づきます。
今の自分は何なんだ・・・と思い鏡を見てみると、
見たこともないイケメンになっていたのです。

何がなにかわからず、
寝ている元の自分を起こすと、
意識は元の自分に戻り、
イケメンの自分？が横たわっていたんです。

そう、どちらも自分自身で
どちらかが寝ると意識が起きている方にいくという
２つの体を手に入れたんです。

これで人生をやり直せる・・・と思い、
イケメンの姿で転校した高校に通うのですが・・・

といった感じの
２つの体を手に入れた高校生が
別々の容姿で二重生活をするという、
かなり変わった作品になっています。

普通、１つの体がイケメンになったり
不細工になったりするのが多いのですけど、
今までにないタイプの作品で
どのような展開が待ち受けているのか
楽しみな作品ですので、
気になった方はチェックしてみてください。

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東田基さんの作品『イケメン共よメシを喰え』（ふゅーじょんぷろだくと）

文芸誌の編集者の池田好美は
やっと自分のイケメン書店員の特集が始まる・・・
と喜んでいたのですが、
その雑誌が廃刊になってしまい、
グルメ雑誌に変わるということを伝えられます。

イケメンをこよなく愛するアラサーの好美は
自分が手掛けるイケメン書店員の特集ができない・・・
とショックを受けるのと、
自分が一番苦手である
グルメ雑誌の記事をかかなければならない・・・
というダブルのショックを受けてしまうんです。

実は好美は超がつくほど少食で、
食べるのがとても苦手だったのです。

もう、こんな編集部にはいられない・・・と
辞める覚悟で編集長に駆け寄るのですが、
そんな時にイケメンの新入社員の細見が現れ、
好美に面倒を見てほしいといわれたとたん、
イケメンと行動できる・・・と
編集長に言いかけた言葉を飲み込み、
この仕事を続けることを決めたんです。

でも・・・少食なのは変わらず・・・

とはいえ、記事を書かなければ・・・と
細見と一緒に食べ物店へと出かけ、
勢いよく食べる細見を見ていると
なんだか自分にも食欲がわき、
普段では食べられないラーメンを食べるだけでなく
汁まで飲み干してしまったんです。

・・・といった感じで
イケメンと一緒に食事をするアラサーを描いた
グルメ漫画になっています。

男性も女性も、食べている姿というのはいいもので、
見ているだけで幸せになれる・・・というのか、
元気をもらえるのは確かです。

この作品なのですが、
イケメンのいい食べっぷりが読めるので、
気になる方はチェックしてみるのもいいかも・・・

　　

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住吉文子さんの作品『はたらく！百鬼夜行』（エンターブレイン）

子供の頃に片田舎に引っ越ししてきた正太郎は
山の中でたくさんの妖怪が踊っているのを見かけました。

引っ越ししてきたばかりで友だちもいなかった正太郎は
幼い妖怪たちと友だちになり、
毎日楽しく遊んでいました。

そして１５年の年月が経ち・・・

正太郎は超有名大学のＫ大学を卒業したのですが、
就職先が見つからず親のすねをかじりながらの
ニート生活の日々を暮らしていました。

妖怪たちも大人になり、
人間界にとどまり人間に化けて仕事をする日々・・・

・・・といった感じで
就職先を見つけたい正太郎と、
人間界で普通に仕事をする妖怪たちとの
不思議な友情を描いた作品になっています。

ここに登場する妖怪たちはとてもイケメンで、
ホストをしている天狗だったり、
ヒキコモリのブロガーの座敷わらしだったり、
営業職をしているぬりかべもイケメンで、
完全に女性向きに描かれているのですが、
ストーリーは男性でも読んで楽しめるようになっています。

この作品・・・話が進んでいったら
メディア化されるのではないかな・・・と、
そんな雰囲気がただよっている作品です♪

気軽に読める妖怪系ギャグ漫画になっていますので、
気になった方は読んでみてください。

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ヒメユリさんの作品『残念男子。』（一迅社）

この作品なのですが、
人気の美少年大好きイラストレーターのヒメユリさんが
商業誌デビューされ初のコミック化された作品です。

タイトルにもあるように、
イケメン男子、橘桐斗、小宮翔太、
御堂歩、東秀一の４人の日常を描いた作品なのですが、
この４人それぞれが
どこか残念なことをしているんです。

普通の男子、ブサイクな男子だと、
こんな事をしていたらスルーされるか、
軽蔑、白い目で見られるようなことなのですけど、
イケメンなら許されるというのはどうなんだ？
・・・ってのがブサイク代表の意見でしょうか＾＾；

イケメンだとちょっと残念なくらいが
ちょうどいいのでしょうか、
イケメンだから残念なことをして帳尻合わせしてあるのか・・・

この作品は男性が読んでもムカつくだけかもしれませんけど、
女性が読んだらまた違う視点で読めるのでしょうかね。

イケメン好きでドジな男性が好きな人なら
キュンキュンしちゃうかもしれないですよ♪

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