漫画があればいいのだ！

カトウタカヒロさんの作品『カクカゾク』（小学館）

家にも帰らず夜な夜なバイクを乗り回す縁、
リストラされて酒浸りの毎日を送る父親、
老いてしまって徘徊癖、痴呆症まで出てきた祖父、
祖父の介護で疲れ切ってしまった母親、
どこかの男と寝泊まりを繰り返す姉、
引きこもりの妹・・・

バラバラのことをしてしまっている家族で
めったに顔を合わせることがなかったのですが、
母親が離婚を決めた日に
偶然にも全員がそろっていたのです。

その日は５０年に１度のムレール流星群が見れる日だったのですが、
その流星が日本各地へと隕石として落ちてきたのです。

そして、この家族の家にも・・・

家は崩壊しすべてが終わったかに思ったのですが、
意識を取り戻した縁に
奇妙な怪物が迫ってきたのです。

何が起こっているのかわからず
家族の名を呼ぶと、声だけはするのですけど、
姿は見えず・・・自分の体を見てみると
全ての家族が縁を中心に合体していたのです。

襲ってきた怪物もよく見ると
何人かの人間が１つになっていることに気づくのです。

そして怪物とのバトルとなるのですが・・・

・・・といった感じで
家族が１つになってしまった者たちとのバトルを描いた
パニックホラー？バトル？ものの作品になっています。

流星群と共にやってきた異星人により
家族を１つの単位として合体し
強力なカラダで戦うのですが、
家族の意思が通じ合わなければ力が発揮できなく、
この家族は心がみんなバラバラな方向を向いており、
どのようにバトルするのか興味ある作品になっていますので
気になった方はチェックしてみてください。

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カトウタカヒロさんの作品『ジンメン』（小学館）

動物が大好きな高校生の神宮マサトは
７年ぶりに幼少の頃住んでいた故郷へ戻ってきて
真っ先に大好きな動物が待つ動物園へやって来ました。

そこで幼少の頃からの知り合いの飼育係の中田と出会い、
明日、幼馴染と一緒に動物園でデートすることを告げます。

そしてデートの当日、マサトと幼馴染のヒトミが
朝早くに動物園にやってくるのですが、
ゲートはあいたままなのですけど、
動物園の付近や入り口などに職員がいない状態でした。

ちょっと気になって黙ってゲートをくぐり、
動物園内に入ってみたのですが、
何かおかしいことに気づきました。

気になりつつも歩いていると、
動物に職員が襲われるところに遭遇します。

何がなんだかわからず大好きなゾウのハナヨの事がきになり
ゾウが飼育されているオリへと行ってみると、
そこには園長と中田の姿が・・・

ハナヨをよく見てみると、
顔が人面になっていることに気づき、
今まで仲良くしていたハナヨがマサトに襲いかかってきました。

追われるマサトがまわりを見回すと
他にも人面になった動物たちが・・・

動物園でいったい何が起こったのか・・・
動物園を舞台にしたパニックホラー作品になっています。

子供の頃から動物に心を開いているマサトが
カギを握っているのですが、
何故、動物が人面になったのか・・・
人面になったのはここの動物園だけなのか・・・
まだまだ謎な部分はあるのですが、
先が気になる作品だということは間違いありません。

続きが早く読みたくなるような作品ですので、
気になった方はチェックしてみてください。

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