漫画があればいいのだ！

スズモトコウさんの作品『えるのわ！ ～恋愛弱者とペケ天使～』（講談社）

馬鹿正直で素直すぎ、
その素直さが裏目にでてしまい
彼女ができない高校生の虎賀良喜。

そんな良喜の前に恋のキューピッド
カルタ・エル・クピドー（エル）が現れ、
恋の手助けをする・・・と言い出すんですが、
良喜はエルに一目惚れしてしまうんです。

エルはキューピッドとしては落ちこぼれで
なんとか良喜の恋の手助けをする・・・という使命のため、
付き合えない・・・と素直に伝えるも、
住み込みで恋の手助けをすることになるんです。

好きな人と一緒に暮らす良喜はワクワクが止まらないのですが、
そんな良喜の前に自分では気づかなかった
良喜を気にする個性的な女の子たちがいたんです。

・・・といった感じで
良喜の運命の人探しをするキューピッドと
個性豊かな女の子たちのドタバタラブコメ作品になっています。

登場する女の子たちは個性が強いものの
どの子も可愛く、エルも可愛く、
人気が出ると思われますので
今からチェックしておくのもいいかも・・・

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スズモトコウさんの作品『陽子さん、すがりよる。』（講談社）

高校に入学して１週間が経つのに
友達ができない森岡真吾。

それもそのはず、
赤毛で強面、ガタイもよく背も高い・・・
そんな容姿なので、
みんなが怖がって寄ってこないんです。

ある日、クラスで２人１組になる行事があったのですが、
その時に誰からも声をかけてもらえない森岡は、
誰でもいいのでペアを組もうと決めて
まわりを見てみると、
ほとんどのみんながペアを組んでいて、
教室の隅にいた髪の長い目立たない女の子しかおらず、
仕方なくこの女の子 橘陽子と組むことにしました。

陽子はどちらかというと暗い子なうえ
コミュ障気味だったのですけど、
まったくコミュ障というわけでもなく、
少数なら上手いこと
コミュニケーションをとれる女の子だったのです。

声をかけてもらった森岡に対し、
すごく興味をもって、
一緒に遊びたがるのですが、
そのことを鬱陶しく思う森岡との
面白いコミュニケーションを描いた
コメディ作品になっています。

授業に・・・遊びに・・・
振り回される森岡と、
森岡以外にはなかなかなじめない陽子が
とても可愛く描かれていますので、
気になった方はチェックしてみてください。

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スズモトコウさんの作品『励まし嫁』（富士見書房）

なんの取り柄もないしがないサラリーマンの水戸明優は
毎日のように上司からガミガミ叱られています。

普通ならこれだけで凹んで会社を辞めたくなるのですが、
それでも明優は毎日のように会社へ行きます。

その原動力・・・というのは
妻の智秋に元気をもらえるからなんです。

会社から凹んで帰ってきた明優に
「今からお前の良いところを百倍言ってやる！！」と
毎日励ましてくれる・・・
そんな元気でいい妻に支えられているからこそ
頑張ろという気持ちになるんです。

誰でも凹んだりしたときに
励ましてくれる人がいると、
その人のために頑張ろう・・・って思いますよね。

この作品はそんな元気をもらえる作品になっています。

つらいことがあった時なんかに読むと
智秋から元気をもらえますよ。

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