漫画があればいいのだ！

原作：あかほりさとるさん シナリオ協力：藤丸亮さん 作画：棚橋なもしろさんの作品『屍チャンネル ～デスゲの咲の転生デスゲ～』（白泉社）

１年の半分以上、霧に包まれる町 楽閻町で
ここで大学生の仲間たちと楽しい日々を送る芝大玖。

仲間はサークルなど１番になれることを持っているのですが、
大玖だけは何も誇れるものはもっておらず、
美少女の彼女 佳美乃にふさわしい男になるため、
町の有名なお祭り“楽閻祭”に参加して
「神男」に選ばれることを誓うんです。

この祭りには仲間たちも参加しており、
負けないつもりで競技を始めたのですけど、
何か違和感を感じ出すんです。

競技中に人を蹴落として「神男」を目指す参加者、
仲間たちもそれが当たり前だと思って競技しており、
それを知らないのは自分だけだったのです。

競技が進んでいくと仲間同士の中から
１人だけ生き残るデスゲームになり、
そこで何かを思い出した大玖は
「神男」としてデスゲームで勝ち残るんです。

・・・といった感じで１巻は終わるのですが、
２巻（同時発売）では
別の世界でまた違うデスゲームが行われており、
１人だけ生き残りをかけたバトルが・・・

そして２巻の終わりで
他の世界でも行われていたデスゲームの
生き残りが紹介され、
再びデスゲームが始まろうとしているんです。

・・・というようなデスゲーム作品になっています。

２巻まででは謎が多いのですけど、
何のためにデスゲームを繰り返すのか
すごく気になる作品になっていますので
興味ある方はチェックしてみてください。

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原作・構成：ナンキダイさん 作画：池上竜矢さんの作品『キミガシネ －多数決デスゲーム－』（角川書店）

野良猫を見つけて何とかしようとしていた田綱丈に
声をかけ、猫の貰い手が見つかるまで
家で世話をすることにした千堂院紗良。

しかし、猫を引き取ってから
誰かにストーカーされているような気分になっていました。

１週間後、猫の貰い手が見つかったのですけど、
その夜に奇妙な人物に出合い家まで逃げ帰ったのですが、
家に異変が起こっており、
部屋の奥へ進むと何者かにより連れされれたのです。

そして気が付くと
ベッドの上に拘束されていて、
もう１つのベッドには丈が横になっていたのです。

２人が気が付くと音声が流れ
「カギを使い処刑台から逃げてください」と・・・

しかし鍵は１つしかなく、
どちらか１人しか逃げることが出来ないんです・・・

なんとか２人で脱出する方法を見つけ出し
２人は拘束を外し部屋の外に出ることができたのですけど、
穴に落ちてしまうんです。

そこには同じように部屋から脱出した人たちと出会うんです。

・・・といった感じで、
何者かに連れてこられた建物内で、
同じような人々と生き残りをかけた
デスゲームを描いた作品になっています。

この作品なのですが、
元は無料配信のゲームなのですけど、
こんなゲームがあることすら知らず読んだのですが、
多数決により死んでいく者が決まってしまったりと、
かなり興味を引くストーリーになっています。

１人・・・また１人・・・
死んでいくことになるのでしょうが、
誰がこのようなゲームを始めたのか・・・
ここに集められた人々は、何故連れてこられたのか・・・
まだまだ謎が多いのですけど、
どんな展開が待ち受けているか
面白い作品になっていますので
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菅原敬太さんの作品『家族対抗殺戮合戦』（新潮社）

妻から怒鳴られ、娘から疎まれ、息子から無視され、
認知症の母親も自分のことは小学生だと思われ・・・
それでも家族のことを思いながら
慎ましく暮らしている小心者のサラリーマン鞠山雅彦。

ある日、仕事へ出かけたのですが、
町に人がいないことに気づき家へ帰ってみると、
町内放送が流れ、公園に行ってみると、
そこには７組の家族が現れました。

そして呼び出した着ぐるみのような人形が話し出し、
町の人がいなくなったのではなく、
ここに集まった７組の家族だけが
裏の世界へ迷い込んだのだといいだしたのです。

そして、この７組の家族に
毎日、ゲームをして最下位だった家族から１人選び、
「ラクガキ」という餓鬼みたいなものの生贄として
差し出すようにいってきたのです。

最後に生き残った家族のみが
元の世界へと戻れる・・・と伝え、
ゲームが始まったのです。

・・・といった感じで始まる
家族対抗のデスゲームを描いた
ホラー作品になっています。

ここに集められた家族たちの人間関係は様々で
会社の上司だったり、幼馴染だったり、
子供たちも同級生だったり・・・と、
身近なんですけれども、複雑に絡まっており、
１ゲームごとに１人死んでいく・・・というより、
ドロドロとした人間関係の方が面白く描かれており、
ホラーとサスペンスの両方が楽しめる作品になっていますので
興味ある方はチェックしてみてください。

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原作：アオイセイさん 作画：仁藤楓さんの作品『デスゲーム飯』（双葉社）

お互いの名前もしらない男女や
クラスメイト全員などの
様々な人々が理由もなく無理やり参加させられる・・・
そんなデスゲームが蔓延する世の中。

今日もどこかでデスゲームが行われ、
１人・・・また１人と死んでいきます。

そんなゲームが行われている中でも
人間、生きていればお腹が減ってきます。

これが最後の食事になるのかも・・・と
味わいながら食べる食事が
大好きな物とは限りません・・・

そんなデスゲーム中で闘っている相手と
食事する風景を描いた
かなり変わったグルメ？サスペンス？作品になっています。

普通、デスゲームが行われている中だと
何も喉に通らない・・・なんてのが
普通の設定なのですけど、
そんなのお構いなしに食事を楽しむ参加者？たちは
どこかおかしいのか・・・
それとも人間として正しいのか・・・
なんとも言えないのですけど、
独特な世界観で描かれていて
なんか癖になるような作品になっていますので、
気になった方はチェックしてみてください。

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Ｐｅｒｉｃｏさんの作品『次回のデスゲームにご期待ください！！』（集英社）

保育士の川中ミヨは
笑顔が作れない・・・暗い性格・・・
子供たちがなつかない・・・
極めつけは悪い気を引き寄せる・・・
そんな体質の持ち主で、
保育士を辞め、自分に合った職業を探しはじめます。

そんな時に見つけたのが
デスゲームを運営するＡＤＧ運営事務局だったのです。

全国で展開される不条理なデスゲームの運営をしている会社で、
いわゆる闇の秘密結社だったのですが、
新たな職場で頑張っていく決意をしたんです。

そして厳しい研修を終えて
初めてデスゲームの管理をすることになるのですが、
このゲームに日本四大財閥の御曹司 八菱秀一が参加していたんです。

デスゲームはどんな手を使ってでもいい・・・
というルールを逆手にとり、
資金にものをいわせて
参加者をお金で買収したり、
別のゲームではフォロワーを業者から買ったり、
かなりチートな方法でデスゲームを勝ち上がるんです。

・・・といった感じで描かれる
デスゲームを舞台にしたギャグテイストが強い
作品になっています。

実際、秀一は資金のものをいわせて
チートな技を使って勝ち上がっているのですが、
もともと頭が良く、ゲーム内容を理解し、
運営の先を見て勝ち上がるので、
運営会社もなすすべがなく・・・

普通、デスゲームというタイトルがあると、
シリアスな展開が待っているのでは・・・
なんて思うかもしれませんが、
気軽に読めるギャグ漫画になっていますので、
気になった方はチェックしてみてください。

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