漫画があればいいのだ！

フクダーダさんの作品『許嫁協定』（角川書店）

母子家庭で育った兼多航（主人公）は
生活費の足しにするために学校に通いながら
プログラマーのバイトをしていて、
早く自立しようと頑張ばる高校生です。

２年の新学期が始まり、教室で幼なじみの紅林智や
友だちたちと残っていると、
いきなり３人の美少女が教室に入ってきて、
３人それぞれが航にキスをしてきました。

いきなりキスしてきた３人に「誰？」と尋ねると、
扇黄珠代、藍京莉歌、黛紗苗と自己紹介をし、
航の許嫁候補だと言いだしました。

両親が離婚する前は大きな屋敷に住んでいた記憶があり、
実は航は巨大企業の御曹司ということを聞かされます。
この３人とは子供の頃に会っており、
子供の頃に撮った写真に結婚すると航自身が書いており、
３人が許嫁の協定を結んで渡るの前に現れたのです。

現れた３人の許嫁と幼なじみの紅林智が
航を取り合う形でのちょっとエッチなラブコメ作品になっています。

もともとフクダーダさんは成年コミックなども描かれており、
エロ系の漫画は得意だったこともあり、
この作品もエロモード全開で描かれているのですが、
描写はチラリズム程度で抑えてあり、
そこがまたいい味を出しているんですよね。

航が最後に誰を選ぶかわかりませんが、
楽しみに読める作品になっています。

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