漫画があればいいのだ！

碇マナツさんの作品『くらいあの子としたいこと』（富士見書房）

高校入学から友達ができないまま２年に進級した田畑蓮は
今年こそはぼっちな学園生活から脱却するんだ・・・と
意気込んで学級委員に立候補することに・・・

男女１人ずつ・・・ということだったのですが、
隣の席のちょっと暗い女の子 佐々木透子も立候補し、
一緒に学級委員をすることになったんです。

蓮は人の目を見て話すことができず・・・
透子はちょっと暗い感じで話しかけづらく・・・

お互いになかなか話ができないものの
学級委員の仕事を通して
少しずつ話せるようになってくるんですが
３歩進んで２歩さがる・・・といった感じの
スローペースな進展なんです。

ただ、お互いがお互いに気を使い合ったりし、
ある意味、お似合いの２人なのかも・・・
といった感じで描かれる
ぼっち脱出漫画になっています。

話をすることすらなかなかうまくいかないんですけど、
ゆる～いラブコメ感のある作品で、
２人をゆっくり見守りたくなる・・・
そんなストーリーですので
興味ある方はチェックしてみてください。

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羽田豊隆さんの作品『ヴォッチメン』（集英社）

男子高校生の日鳥ユーイチは
強面（かなり凶悪な顔）のせいで
まわりからはデビル日鳥と呼ばれており、
怖がられています。

でも、ユーイチ本人は
友達を作りたく思っていて
とある研究室に通い、
みんなと仲良くなる方法などを教えてもらい
脱ボッチを模索する日々がはじまります。

・・・とはいえ、
強面のせいで誰も近づいてこないので、
自ら友達になろうと近寄るのですが、
やっぱり怖がられてしまうんです・・・

ユーイチに友達ができる日はくるのか・・・

・・・といった感じの
「友達」たくさんできるかな？みたいな
コメディ漫画になっています。

この作品・・・「友達」を作りたいという
単純な設定なのですけど、
ユーイチが真面目になればなるほど
顔が険しくなりなかなか思うようにならないのですが、
密かにユーイチの行動を見ている人物が
友達になりたがっていたりしていても、
それに気付かないユーイチだったり・・・
かなり面白いストーリーになっていますので、
気になった方はチェックしてみてください。

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