漫画があればいいのだ！

朝比奈ショウさんの作品『無田のある生活』（小学館）

彼氏と同棲中の相沢ゆかりだったのですが、
同居していた部屋で彼氏の浮気現場に遭遇し、
部屋を飛び出して戻らないことを決めました。

少しの期間、兄の家に世話になろう・・・と思っていたのですが、
兄の家も妻、子供・・・と空いている部屋はなく、
急遽、兄の知り合いの無田仁という男の家に
居候することになるんです。

無田が住む部屋へ行くと、
そこはほとんど物がない空間が広がっていたのです。
そう、無田は極端なミニマリストだったのです。

そこへゆかりの荷物が運ばれてきたのですが、
ゆかりは物が捨てられない性格で、
荷物が多いのを見た無田は
物を捨てさそうとするのです。

・・・といった感じで、
物を捨てたいミニマリスト男と
物が捨てられない女との
奇妙な同居生活を描いた作品になっています。

僕も物が捨てられない人間なので、
ゆかりの気持ちがすごくわかるんです。
特に思い出の品などって、
そう簡単に捨てることができなく、
部屋が物で埋まってしまっています＾＾；

なので、断捨離とかできる人や、
ミニマリストの人ってすごい・・・と思うのですが、
物を捨てたりして寂しくならないのか・・・
なんてことも思ってしまいます。

多分、ミニマリストと物が捨てられない人は
水と油・・・というか、
絶対にまじりあわないと思うので、
そんな２人だからこそ、
毎回、化学反応が起こって
面白い作品になっていますので
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おふみさんの作品『ミニマリスト日和』（ワニブックス）

あなたの家（部屋）の中には
要らない物、または使っていない物って
どれぐらいありますか？

そういった物って、
またいつか使うだろう・・・と置いてあると思いますが、
何年経っても使わないんですよね＾＾；

この書籍なのですが、
ミニマリスト（最小限の物で暮らす人）を目指すため、
簡単な断捨離から始められる感じで描かれている
ミニマリストになるための初歩を書いた作品になっています。

家も捨てられない物がたくさんあるのですが、
↑で書いたように、
いつか使うかも・・・と捨てられずにいます。

そういった物はちょっと置いといて、
普段の暮らしでこれって無くてもよくないのでは？
なんて思う物などから
少しずつ断捨離をしていけるように
ビフォアー アフターのような形でイラストにしてあり、
こんな感じになれば気持ちがいいだろうなぁ～って
読める書籍になっています。
（読むだけでなく実践しなくちゃ意味ないですが＾＾；）

何度も断捨離に失敗している人でも
なんか出来そうな気がする感じで書かれていますので
気になった方はチェックしてみてください。

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石川ローズさんの作品『あをによし、それもよし』（集英社）

物を持たない暮らしを目指す
ミニマリストの山上は
朝、会社へ行こうとしてエレベーターに乗ると、
突如真っ暗になり、
気がつくと、そこは奈良時代だったのです。

物を極力持たない生活に憧れていた山上は
何もない奈良時代の生活に喜びました。

そこで出会ったのは小野老という
欲深い奈良時代の役人でした。

山上は会社に行こうとしていたので、
スーツを着ていたのですが小野の着ていた服と交換し、
ここで暮らすことに決めるんです。

ミニマリストの山上が
時代を越えて物のない暮らしをする
異文化コメディ作品になっています。

最近、ミニマリストに憧れる人が多く、
断捨離をしたり、極力物を持たない生活をする・・・
なんて書籍も出ていますが、
とうとう、漫画の主人公にまで
ミニマリストが登場するとは・・・

実際にモノがない暮らしには憧れるものの、
無ければ無いで不便なんですよね。
断捨離などをして物を少なくしようとしたこともありますが、
ダイエットのリバウンドと同じように、
部屋が広くなった分、逆に物を買ってしまい、
断捨離する前よりも物が増えています＾＾；

なので、ミニマリストになる・・・なんて
僕には無理なので、
この作品を読んで物のない暮らしに
憧れるだけにしておきます＾＾；

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