漫画があればいいのだ！

久米田康治さんの作品『シブヤニアファミリー』（小学館）

渋谷に住む小学３年生の都加逸子の
学校や家での暮らしを描いた作品です。

渋谷・・・といえば、
ニュースなどでもよく話題になったりしますが、
それは他の地域に住んでいる人からの目線であり、
渋谷に住んでいる人にとっては
それが当たり前の日常なんですよね。

そんな渋谷で起こる出来事などを
久米田康治さんらしい切り口で
笑いに変えた作品になっています。

個人的には話の終わりに
その回にあった話のこぼれ話的に書かれている
「しぶや係日記」が
ぼそっとつぶやく感じなんですけど、
久米田康治さんらしい言葉で笑えますので
こちらも必ず読んでくださいね＾＾；

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久米田康治さんの作品『スタジオパルプ』（白泉社）

この作品なのですが、
今まで久米田康治さんが描かれた
『かってに改蔵』『さよなら絶望先生』などの
過去の作品に登場したＢ級キャラクターが
役者という設定で登場するＢ級スターシステムを採用した
新たな久米田ワールドで描かれる作品です。

久米田康治さんの作品を読んできた人なら、
どこかで出てきたキャラだなぁ～というのがたくさん出てきて、
久米田ファンは十分楽しめる
ギャグ漫画になっています。

一応、この作品ではスターを目指してこの都にやってきた
役者丸ひろ子という女の子がヒロインなのですけど、
『かってに改蔵』登場した坪内地丹に
主役を奪われかねない
ちょっと残念なヒロインになっています。

多分、この作品を読んだら、
久米田さんの作品を
もう一度読み返したくなるかもしれませんよ。

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原作：久米田康治さん 作画：ヤスさんの作品
『なんくる姉さん』（講談社）

他人の目を気にしたり、何でも調べなくてはできないと、
ちょっとしたことでも気になってしまう
「気にしい」の木西一茶（主人公）は
街中で一人の女性に出会います。

その女性は、謎めいた褐色の肌で、
何事にも動じなく、
スマホの画面がバキバキに割れていても、
カレーうどんを食べて、服にシミがついてもお構い無く、
そのまま外へ平気で出てしまうような
自分の行動にブレがない女性でした。

さすがにカレーのシミをベタベタつけているのを見かねた木西は
その女性に声をかけたのですが、
「なんくるないさー」と言ってその場をさってしまいました。
木西はその女性を「なんくる姉さん」と呼ぶことにし、
ストーキングのようなことを始めました。

この作品なのですが、
『かってに改蔵』『さよなら絶望先生』の漫画で有名な
久米田康治さんが原作をしているだけあって、
重箱の隅をつつくような小ネタがたくさん盛り込まれており、
こういった作品が好きな人には
十分楽しめる作品になっています。

以前にも久米田さんとヤスさんが
『じょしらく』でコンビを組んだこともあり、
『なんくる姉さん』もヒットするのではないかと・・・

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