漫画があればいいのだ！

今越章了さんの作品『開演のベルでおやすみ』（集英社）

ちょっとグズな性格の吉井すばるは
転校してきた初日の自己紹介で上手く話せず
ちょっと自分を責めていました。

それでもクラスメイトのみんなは
気を遣って話しかけてくれました。

そんな時に、クラスで王子・・・と呼ばれる御影千理が
落ちたノートを拾ってくれたんです。

自分もあのようになれれば・・・と
放課後の誰もいない教室で御影になりきって、
失敗した自己紹介をやり直していたところ、
御影本人に見られてしまうんです。

実はすばるは自分以外のだれかになりきることで
グズな自分を変えようとごまかそうとしているんです。

その姿を見た御影なのですが、
怒るどころか拍手をして演劇部に誘ってきたのです。

普段はグズなのですが、
誰かを演じることに才能のあるすばるは
演劇により自分を変えようとするのです・・・

といった感じで始まる
高校演劇ストーリーになっています。

演劇には興味なかったすばるなのですが、
自分が変われるかも・・・と
努力する姿などが描かれており、
かなりアツいストーリーになっていますので、
気になった方はチェックしてみてください。

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