漫画があればいいのだ！

伊十蔵景さんの作品『夜の世界は美しい』（小学館）

高校生の小川さおりには
病気で入院中の弟の悟がいて、
よく病院の見舞いに行っていたのですが、
病室に誰かが来るとつい隠れてしまうんです・・・
実はさおりは男性恐怖症で
男性とは全く話せずにいるんです。

その日のことなのですが、
病室で弟が描いた絵を見ていると、
ちょっと怖い絵を見つけてしまうんです。
夢の世界を描いたものだというのですが、
その絵がとても忘れられずにいたんです。

その数日後、病室から弟がいなくなったと知らされ、
さおりは探しにいくのですけど、
弟が元気な時に毎年初詣に行っていた神社を思い出し、
そこへ行ってみると弟が御堂に入っていったので
追いかけていくと、ここの床が水のような底なしで
さおりは沈んでいったのです・・・

目を覚ますと、そこは弟が描いていた
絵のような人物や世界が広がっており、
そこには亜人をもてなすキャバクラがあったのです。

ここから脱出するにはＮｏ.１にならなければならなく、
さおりは働くことを決意するのですが、
ここに弟と同じ姿の従業員をみかけるんです・・・

・・・といった感じで描かれる
不思議な世界を脱出するために亜人相手に
キャバクラで働く少女を描いた作品になっています。

男性恐怖症のさおりは弟を連れ戻し
元の世界へと戻れるのか
興味をそそる作品になっていますので、
気になった方はチェックしてみてください。

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