漫画があればいいのだ！

伊咲ウタさんの作品『ブキミの谷のロボ子さん』（メディアワークス）

人とうまいこと接することができず
部屋で引きこもりながら
デイトレードで収入を得ながら生活している
２８歳の上小杉惣介の元に
大きな宅急便が届きました。

差出人はＪＡＯとあり、
怪しいと思いつつも箱を開けてみると、
中には女の子型のアンドロイドが入っていたんです。

そして起動して自ら自己紹介をし、
人工知能が人間にどこまで近づけるかという
実験のために作られたといい、
惣介に人間とは何かを教えてもらいたいと言ってきたんです。

人と接することを拒んでいる惣介、
人間のことを知りたいアンドロイド（ロボ子）との
ちょっと不思議な感覚のＳＦ作品になっています。

ロボ子と一緒に暮らすことになり
惣介がなぜ人とかかわることをしなくなったのか・・・
それが少しずつ見えてくるだけでなく、
少しずつ変わっていく様なども描かれており、
ロボ子の行動はコメディな部分も多いのですけど
ヒューマンストーリーとしても楽しめる
作品になっていますので、
気になった方はチェックしてみてください。

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