- 2023⁄04⁄19(Wed)
- 07:04
泥濘の食卓 【著者:伊奈子】

伊奈子さんの作品『
父親から、
「おまえはなんのとりえもないんだから
せめて人の役に立ちなさい人にやさしくしなさい」
そう言われて育てられてきた捻木深愛。
その言葉はまもりつつ、
スーパーで働きながら、
ここの店長と不倫関係を続けていました。
ある日スーパーの前にある休憩スペースで
授業をしている時間なのに、
学生らしき人物をみかけ声をかけ、
悩み事があるなら聞きますよ・・・みたいな感じで
優しい言葉をかけるんです。
その後もこの少年はよくここに現れ
話をするような仲になるのですが、
店長から妻がうつ病になり、
「別れてほしい」と告げられてしまい、
この少年の前で涙を見せてしまったんです。
新たな恋の始まりになるのか・・・と思いきや、
少年は深愛のことを気にし始めるのですけど、
深愛は店長の事が忘れられず、
店長の妻のうつ病がなくなれば
今まで通り不倫関係が続けられると思うようになり、
店長の妻とカウンセリングとウソをつきながら
メールで連絡を取るようになるんです。
店長と店長の妻・・・とは夫婦関係があるのですが、
スーパーに現れる少年・・・というのが、
店長の息子(深愛は知らないみたいです)で
それぞれと関係は違うものの深愛と繋がりができるんです。
ただ、店長と不倫関係を続けたいと思っている深愛ですが、
店長の妻と息子と繋がりを持ってしまい、
内側から家庭をつぶしかねないような存在になってしまうんです。
・・・といった感じで
ドロドロとした人間関係を描いた作品になっています。
深愛は純粋な気持ちの持ち主で
店長のことだけを思っているんですけど、
真っすぐしか見えていないため、
店長の家庭を崩しかねないことをしているとは気づかず、
話が進んでいくとどうなっていくのか
すごく気になる作品になっていますので
興味ある方はチェックしてみてください。
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