漫画があればいいのだ！

松本ミトヒ。さんの作品『楽兎学園催眠部』（ぶんか社）

高校で化学の教師をする鴨田勇魚は
１年前に担任受け持っていた女子生徒の西條珉玖から
新しい部活の顧問になってくれるよう頼まれました。

プロの催眠術師の父を持つ珉玖は
高校でも「催眠部」を作りたいと思っていたらしく、
部員も集めており、あとは部室と顧問だけ・・・ということで
鴨田に声をかけたのですが、
「催眠なんて危険なのでは・・・」と断ろうとしたんです。

大丈夫だということを証明するために
部員の１人に嫌いな食べ物を食べれるよう
（苦いゴーヤが食べれるようになる）
催眠術をかけると、
本当に苦手だったゴーヤが食べれるようになるのを見て、
このぐらいの催眠術なら大丈夫かなぁ～と
顧問を引き受けることにしたのです。

しかし、催眠術はかかりやすい人とかかりにくい人がおり、
↑で催眠術をかけられた部員が部室で
男子生徒とエッチなことをしており、
苦いはずの精子を美味しい・・・と飲んでいたのです。

そう、この部員は催眠術がかかりやすく
その催眠が解けない状態が続いていたのです。

・・・といった感じで
その後も他の部員に催眠術をかけるのですが、
その催眠が解けなく、
エッチなことにつながるようなことが
次々と起こってしまう・・・

・・・といった感じで描かれる
エロ催眠術漫画になっています。

父親のようにプロの催眠術師になりたかった
珉玖だったのですが、
催眠術の解き方を覚えていなかったため、
そのことで部員に迷惑をかけてしまうことに・・・

また、珉玖は鴨田に好意を寄せており、
迷惑をかけてしまったことにより、
催眠術に関して自信をなくしてしまったり・・・と、
ラブコメ要素も加わっていて、
エロとラブコメの両方を楽しめる作品になっていますので
興味ある方はチェックしてみてください。

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さいのすけさんの作品『ボスとヤス』（少年画報社）

合理的な組のボスの銀次には
有能な右腕とも呼べる部下のヤスがいつもついているのですが、
銀次は強くて頼れる愛人が欲しいと言い出すんです。

ヤスは銀次の願いをかなえるために
全国津々浦々訪ねて銀次の要望の女性を探すのですが、
銀次の理想はとても高く、
なかなか見つかりません。

そんな時、銀次の口から
ヤスを女と見ればいいのだがそれは無理がある・・・
催眠術でヤスを美女と思えるようにしてほしいと言い出したんです。

ヤスは催眠術師に弟子入りし、
銀次に催眠術をかけたんです。
すると本当に術がかかり、
ヤスのことを美女と思うようになったのです。

人前でも平気でキスなどもするのですが、
まわりからはごついおっさん同志がキスをしている風に見え、
とても見れたもんじゃないんです。

しかし、敵対する組の頭は密かに銀次のことを思っていて、
男色なら、なぜ、俺を選ばなかったのだと・・・

ちょっとややこしい展開へと・・・

・・・といった感じで描かれる
ＢＬ風味のちょっと変わったヤクザコメディになっています。

はっきりいってバカな設定なんですけど、
笑えるストーリーになっていますので
興味ある方はチェックしてみてください。

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アンソロジー作品『催眠術で女の子をいいなりにできるアンソロジーコミック２』（一迅社）

この作品なのですが、
タイトル通り催眠術で女の子をいいなりにさせる・・・
そんな話が詰まったアンソロジーになっています。

催眠術を使っていいなりにさせるのであれば、
あんなことや・・・こんなことを・・・
してもらいたいなんて期待する人がいるでしょう。

でも、鬼畜な話などではなく、
男の子のちょっとした願望を叶えるだけに
催眠術を使っているので
ゆる～く楽しめる話がほとんどでした。

一迅社のアンソロジーってこういったゆるいのが多く、
個人的には成年指定のコミックよりも
楽しんで読めると思っています。

女の子をちょっといいなりにさせたい・・・
なんて願望がある人は
読んでみるのもいいかも・・・

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アンソロジーさんの作品『催眠術で女の子をいいなりにできるアンソロジーコミック』（一迅社）

催眠術で女の子をいいなりにできたら・・・
なんて夢のようなことを誰もが思ったことないですか？

この作品なのですが、
そんな男の夢を叶えてくれた感じで、
女の子に催眠術をかけて、
あれや・・・これや・・・などする
アンソロジーコミックになっています。

でも、催眠術を使ったあとのオチって、
残念な結果がまっているのはお約束になっています。

ただ「先輩が僕をイジる理由」という話だけは
ちょっと違っていて、
イジる先輩に催眠術をかけて
逆にイジる側になるのですが、
イジる側の気持ちがわからず、
最後に催眠術がかかった状態で
なぜイジるのか聞いてみたところ、
意外な答えが返ってきたのです。
（ラストのネタばらしはしません＾＾；）

この話を読めただけでも
この本を読んだかいがあったって感じです。

アンソロジーには当たりはずれがありますが、
いい話を描いた漫画家さんの
別の作品を探すきっかけになるんですよね。

アンソロジー作品を読んで、
知らない漫画家さんと出会うのもいいかもしれませんよ。

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