漫画があればいいのだ！

馬田イスケさんの作品『調理刑事の捜索ごはん』（講談社）

警視庁大盛警察署 刑事課強行犯係の
調理（しらべ おさむ）警部補は
現場で料理を始めるんです。

それをしらなかった新米の新舞巡査は
上司の大根警部に注意してもらうように伝えるのですが、
警部はこれが当たり前のように
調に料理を作らすのです。

出来た料理を食べて
素直に「美味しい」という感想を述べる新舞だったのですが、
全く関係ないようで事件との手がかりが
なぜか隠されているんです。

そして犯人を追い詰めたり、
犯人らしき人物の前でも
犯人たちのことを調べてなのか偶然なのか、
事件に関係してたり、故郷の食材などを使ったりして
調理を始める調・・・

出来上がった料理を食べると
犯人たちは素直に自首してきたり
犯行の動機などを供述したりするんです・・・

・・・といった感じで
犯人を素直にさせてしまうぐらい
美味しい料理を作る警部補を描いた
グルメ漫画になっています。

かなり設定には無理があるのですが、
楽しく読めるグルメ漫画になっていますので
興味ある方はチェックしてみてください。

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早坂ガブさんの作品『警眼 －ケイガン－』（小学館）

議員の息子を送検した大黒天音は
警視庁捜査一課から外され
六課事件検証係に飛ばされました。

ここは警察の窓際的存在で、
六課に回されたら死んだも同然とされている場所だったのです。

六課には恵比寿警という
仕事中なのに競馬新聞を読んだり、
オンラインのポーカーをしたり・・・
と堕落した人物がいたのです。

何とかここから這い上がり捜査一課に戻りたいと思う天音は
自分で追いかけていた事件を一人で追うことにしたのですが、
その現場に先回りして恵比寿がいたのです。

実は恵比寿は特殊能力を持っており、
人の顔を見ると相手の考えていることなどが読めて、
天音の表情からここへ来るというのがわかったのです。

そして、ここで事件が起こるのですが、
恵比寿はそこにいた人物から犯人を見つけ出し、
即解決に持って行ったのです。

・・・といった感じで
窓際の六課に飛ばされたエリート刑事と
人の顔を見ることで考えていることがわかる
堕落した刑事との凸凹コンビで送る
刑事モノの作品になっています。

普通の刑事モノとしては
顔を見て犯人がわかるなんて
ちょっと反則な感じなのですが、
コメディ要素なども含まれており、
楽しく読める刑事モノの作品になっています。

設定なども面白いので、
なんかドラマ化なんかされるのでは？
なんて思う作品ですので、
興味のある方はチェックしてみてください。

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