漫画があればいいのだ！

外本ケンセイさんの作品『黒医者のデザート』（少年画報社）

黒崎クリニックを営む医院長の黒崎春斗は
表向きには真面目なクリニックなのですけど、
お金を稼ぐために裏の顔を持っていたのです。

弟の冬至とともに殺人鬼たちを確保し、
その身体を解体し臓器などを売買する黒医者だったのです。

お金のために・・・なんですが、
臓器を取り出すのは殺人鬼（犯罪者）のみで、
ある意味、正義？の黒医者といった感じなのですが、
何故、そこまで危険を冒してまで
殺人鬼のみにこだわるのか・・・
謎な部分はあるのですけど
興味をひく内容になっています。

また、２人を狙う者なども現れ、
この先が読めない作品になっていますので、
気になった方はチェックしてみてください。

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阿呆トロさんの作品『怪病医ラムネ』（講談社）

町はずれにある小さな病院には
不思議な病にかかった人々がやってきます。

目からマヨネーズが出る病・・・
陰茎がちくわになってしまう病・・・
指先が唐辛子になってしまう病・・・

それらを治すのが
怪病専門医のラムネ先生。

性格はかなり危なく、
初見ではドン引きする人もいるのですが、
ラムネ先生は名医（迷医）で、
怪病の原因を患者の心から治していく・・・
という人情系の医療？漫画になっています。

この病院に訪れる患者は
心の病から怪病におかされていることがおおく、
ラムネ先生の性格は問題があるのですが、
きちんと治療してくれるので、
なんかスカッとする作品になっています。

「病は気から」なんて言いますので、
心の闇が病気になるので、
この作品のように変な病気にならないよう
（なるわけはありませんが・・・＾＾；）
健全な心を持ちましょうね。

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原作：矢樹純さん 作画：青木優さんの作品『バカレイドッグス』（講談社）

父親が作った借金により、
娘の雪野鈴はヤクザに連れ去られ、
とある人間に売り飛ばされました。

そこは無免許の医師 犬童辰次と
その弟で保険屋の犬童亥三が経営する
社会のハミ出し者だけを救う闇病院だったのです。

看護師の鈴はここに連れてこられ、
すぐに患者がやってきました。
ヤクザに片腕を落とされ、それを縫合する・・・という
とてつもない手術を辰次は成功させるという
とんでもない天才石だったのです。

ただ、ここに運ばれてくる患者は
かなり訳アリなんですけど、
金さえ積めば辰次は施すんですけど、
無ければ見捨てる・・・そんな病院で
借金がなくなるまで働くことになった鈴なのですが・・・

かなり危ない設定で描かれる医師モノの作品になっています。

犬童姉弟は非情なまでの性格なのですが、
鈴は非情になりきれず、情に流されてしまうという、
ヒューマンドラマとしてもかなり良作になっていますので、
気になった方はチェックしてみてください。

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