漫画があればいいのだ！

原作：天樹征丸さん 作画：雨宮理真さんの作品『ギフテッド』（講談社）

１７歳でアメリカの大学院を首席で卒業した
警視庁の若きホープ 天草那月は
飛び降り事件現場で捜査している時に
「人を殺したことが視える」といい、
犯人をいい当てた不思議な高校生
四鬼夕也と出会うんです。

これがきっかけで、
夕也の通う高校で女子高生の死亡事件が起こり、
再び遭遇するのです。

夕也は犯人がわかったのですが、
その男にはアリバイがあり、
それを崩すために刑事の那月が動き、
事件を解決したんです。

・・・といった感じで
人を殺したことが視える高校生と
警視庁の若き刑事がコンビとなり
事件を解決するミステリー作品になっています。

原作が『金田一少年の事件簿』で
おなじみの天樹征丸さんで
読んでみたのですが、
犯人はなんとなく誰かわかる感じで、
アリバイなどを崩していく・・・
どこか『古畑任三郎』スタイルのミステリーで
そういったミステリーが好きな人は
きっとハマると思いますので
気になった方はチェックしてみてください。

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原作：天樹征丸さん 作画：さとうふみやさんの作品『金田一３７歳の事件簿』（講談社）

『金田一少年の事件簿』では
どんな難事件でも解決していた金田一一も気付けば３７歳。

あれだけ頭が切れるのに、
成績が悪かったからなのでしょう・・・
小さなＰＲ会社で働く
平凡なサラリーマンになっていました。

ある日、離島リゾートでの
婚活ツアーの企画を押し付けられた金田一は
企画書に目を通してみると、
その舞台は忌まわしき事件が３度もおきている
「オペラ座館」があったあの“歌島”だったのです。

嫌な予感しかしなかったのですが、
結局、ツアーの担当となりやってきたのですが、
予想通り・・・というか、
この島で４度目の事件が起こってしまうんです。

警察に連絡することしした金田一なのですが、
電話に出た相手は明智だったのです・・・

・・・といった感じで
『金田一』シリーズの新たなミステリーの幕開けです。

３７歳になった金田一なのですが、
『金田一少年の事件簿』と同じ感じで、
事件に巻き込まれるわけですけど、
今までなら自分が事件を解決していたのですが、
今回は警察の力をかりようとしているんです。

２０歳も年をとったことにより、
守りに入ったのでしょうか・・・

でも、結局は「ジッチャンの名にかけて！！」
というセリフも吐くようになり、
自分で解決していくことになります。

今までとは違って
ちょっと弱気な金田一になっていますけど、
『金田一』シリーズが好きな人には
楽しんで読める作品になっていますので、
読んでみてはどうでしょうか。

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原作：天樹征丸さん ＆ 原作：金成陽三郎さん
作画：さとうふみやさんの作品『金田一少年の事件簿』より

「どんなにどん底でもどんなに暗闇の中を生きててもやり直しのきかない人生はないんだ！！」

「秘宝島殺人事件」の事件を解決しかけたと思った時、
洞窟が崩れ、今回の犯人である佐伯航一郎と金田一一が
洞窟内に閉じ込められます。

もう助からないとあきらめたのか、
今までの自分の人生を語った航一郎に対し、
金田一一が言ったセリフです。

多分、人生の中で、
一度はどん底に落ちてしまったりすることもあるでしょう。

そんな時にはこの言葉を胸に、
頑張って欲しいと思います。

生きていれば、いろんなことがありますが、
やる気さえあれば、
今までの事をリセットして、
新たな気持ちで頑張ればやり直すことができるはずです。

どんな状況におかれても、
諦めさえしなければ人生はやり直せます。

そんな事を伝えてくれる
とても大切な言葉ではないでしょうか。

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原作：天樹征丸さん・さとうふみやさん 作画：あわ箱さんの作品『金田一少年の１泊２日小旅行』（講談社）

この作品なのですが、
『金田一少年の事件簿』のスピンオフ作品・・・
というよりも、コメディタッチで描かれた内容です。

重箱を突くような小さな出来事などを
大げさにパロディとして描かれていたりするので、
原作を知っていればめちゃめちゃ楽しめます。

個人的に『金田一少年の事件簿』は好きな作品で、
その中でも好きな話などは何度も何度も読み返すほどなので、
その話のネタで描かれていたりすると、
ちょっと小躍りしてしまいそうになります＾＾；

『金田一少年の事件簿』は
推理をしながら読むのが楽しいのですが、
この作品は肩肘はることもなく、
気軽に誰でも読めますので楽しんでみてください。

より楽しむためには、
描かれている話の原作を読んでからだと、
よりハマると思いますよ♪

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原作：天樹征丸さん 作画：さとうふみやさんの作品『高遠少年の事件簿』（講談社）

『金田一少年の事件簿』を読んだことのある人なら、
高遠遙一の名前を聞いたことがあるでしょう。

そうです、天才マジシャンの息子であり、
地獄の傀儡師として金田一一のライバルとして
難度も対決をしている高遠遙一の
高校時代を描いた作品です。

推理漫画なので、
ネタバレになることは書きませんが、
『金田一少年の事件簿』のスピンオフ作品としても
十分に楽しめる作品になっています。

ただ、１巻だけで終わっているのが
続編が出てもいいと思うんですけど・・・

この作品を読んだ後にでも、
『金田一少年の事件簿』の高遠遙一が登場する話を読むと
さらに面白さが伝わるかも・・・

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