漫画があればいいのだ！

小菊路ようさんの作品『水曜姉弟』（講談社）

母親が再婚することとなり、
１３歳年下の弟（ナツ）ができることになったトーコ。

普段は両親と暮らしているナツなのですが、
両親も再婚同士・・・とはいえ、
新婚なので週に１度は２人で過ごしたい・・・ということで、
毎週、水曜日にナツが泊まりにくるんです。

しかし、ナツは初対面の時から目つきが悪く、
にらみつけるように見てくるので
ちょっと苦手意識をもっていました。

ある水曜日の日、会社の飲み会で
帰るのが遅れてしまったことにより、
さらにナツの機嫌を悪くさせてしまったと思ったトーコだったのですが、
ナツから晩御飯を作りましょうか・・・と言ってきたのです。

実はナツは緊張すると目つきが悪くなる・・・
そんな癖があり、
初対面の時も緊張していたこともあり、
トーコをにらみつけていたんです。

ナツは父親と一緒に暮らしていた頃から
料理なども自分でするほど作るのが上手く、
これがきっかけで姉弟として仲良くなり始めるんです。

・・・といった感じの
義姉弟ものの作品になっています。

年が離れているのですが、
弟のナツの方がしっかりしていて、
（しっかりしすぎかな？）
トーコの方がちょっとだらしなく思えるんですが、
そこが何とも言えない面白く描かれていて
楽しく読める作品になっていますので
気になった方はチェックしてみてください。

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霜月絹鯊さんの作品『キミと家族になるまで』（芳文社）

高校生の相葉稔は
金曜日の学校からの帰りに電車で会う
大学生の加賀智里のことがすごく気になっていました。

最初の出会いは定期を落としたのに気づいた智里が
追っかけてきてくれて届けてくれたのを見たときで
そこから毎週、金曜日に電車で話すようになったのです。

そして、勇気を出して・・・というか、
偶然も加わり告白してしまうんです。
智里も稔のことが気になっていたのか
受け入れるかたちになるのですが、
その翌日、父親の再婚相手と顔合わせすることになっており、
その場に行くと、再婚相手の娘が智里だということを知るんです。

２人の親が再婚する・・・ということは知っていたのですが、
まさか、告白した相手、された相手とは・・・

・・・といった感じで
告白した側、された側とが義姉弟となってしまう、
ホームラブコメディになっています。

お互いに両親の再婚は賛成なのですが、
２人とも両思いで、
ひとつ屋根の下で暮らすことになるのですけど、
果たしてどんな暮らしをしていくのでしょうか。

親の再婚で義姉弟（兄妹）になる・・・ってのは
よくあるパターンなんですけど、
ほんわかとしたラブコメ作品になっていて
２人がどのような結末をむかえるのか・・・
ちょっと楽しみな作品ですので
気になった方はチェックしてみてください。

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原作：猫又ぬこさん キャラクター原案；へいろーさん 作画：ひな姫さんの作品『あの鬼教師が僕の姉になるんですか？』（講談社）

男子校に通う真城一樹は
女子との接点がほとんどなく、
（学校でも女性は教師数人しかいません）
女子との出会いを願っていました、

ある日、父親が再婚することになり、
相手方に２４歳の娘さんがいると話してくれ
お姉さんができる・・・と喜んでいました。

初めての顔合わせの日、
そこにいたのは担任で美人体育教師の
獅那舞姫だったのです。

普通なら美人な教師が姉になる・・・と
喜ぶのですけど、
実は舞姫は鬼のように厳しい担任で、
顔を見るだけで怯えてしまうほど
トラウマになっていたのです。

しかし、家族となるので
みんなで一緒に暮らすことになると思いきや、
父親と義母親は新婚旅行に出かけ
帰ってきても別の新居で暮らすことになり、
ひとつ屋根の下で教師と生徒が（義姉弟ですが）
一緒に暮らすことになるんです。

果たして、鬼教師と恐れていた姉と
どのような暮らしがまっているのか・・・

・・・といった感じで描かれる
義姉弟コメディになっています。

鬼教師・・・と思っていたのですが、
一応は姉弟になる・・・ということで
仲良くなるためにいろいろとするのですけど、
一緒に暮らすことにより、
厳しい面もあるけれど、
意外とガサツな面があることも知り、
少しずつですが姉弟らしくなっていくんです。

また、姉弟・・・ということで、
距離も近く、ラッキースケベな要素も満載で
ほんのりとしたエロコメディとしても楽しめますので
気になった方はチェックしてみてください。

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森つぶみさんの作品『転がる姉弟』（小学館）

父親の再婚により
新しいお母さんと弟ができることになった
女子高生の宇佐美。

父親に弟のことを聞くと
新しいお母さん（ミツコ）に似ている
光志郎くんという小２の男の子だと知らされます。

かなり可愛いと期待していたのですが、
実際に会ってみると、
ちょっと変わった感じの男の子だったのです・・・

期待しすぎだったのは仕方がないのですが、
新しくなった家族と一緒に
楽しく暮らしていくことになる・・・という
ホームコメディ作品になっています。

本当に光志郎は自由奔放な男の子で
家族を振り回すのですが、
なんか憎めない・・・そんな可愛いさを持っているんです。

ほのぼのとした作品になっていますので
気になった方はチェックしてみてください。

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原作：坂井音太さん 作画：内藤らぶかさんの作品『姉のおなかをふくらませるのは僕 おかわり！』（秋田書店）

この作品なのですが、
『姉のおなかをふくらませるのは僕』（作画：恩田チロさん）の続編で
作画を内藤らぶかさんに代わって描かれています。

両親の再婚により小学生の市川忍は
高校生の義理の姉 京子ができたのですが、
両親が亡くなり二人暮らしをしているんです。

京子は天真爛漫な性格で
なんか危なっかしいことをしてしまい、
心配で守らなきゃ・・・と思う忍。

２人は料理が得意で
時には１人で・・・時には一緒に・・・
料理を作ったりします。

そんな義姉弟の絆を描いた
ほのぼのとしたグルメ漫画になっています。

ちょっとブラコン、シスコン・・・のような関係で
姉弟愛が詰まっており
楽しく読めるグルメ作品になっています。

料理も作りたくなるような簡単なのが多く、
読みながら料理を覚えるのもいいと思いますよ。

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