漫画があればいいのだ！

岡田和人さんの作品『ぱンすと。』（秋田書店）

高校の部活として諸種同好会に所属する大地は
たびたび仮病をつかい保健室に行き、
誰にも言えないようなことをしています。

それは保健室の加具矢先生のパンスト姿を密かに眺めたり、
スマホで動画に撮ったりするという趣味があったんです。

この日も仮病をつかい保健室に行って、
ベッドに横になりながら加具矢先生が座っている
パンスト姿を撮っていたのですが、
ついに加具矢先生に気づかれてしまうんです・・・

そしてスマホを取られ、
この動画を見てしていることをこの場でさせられ、
オナニーしている姿を動画に撮られてしまうんです。

この時に感じた快感が忘れられなく、
ここから保健室で加具矢先生との
秘密のカウンセリングが始まりまるんです・・・

・・・といった感じで
思春期の男の子らしさあふれる作品になっています。

岡田和人さんといえば
いろいろなちょいエロ作品を描いていておられますが、
久々にフェチ全開にした作品になっています。

保健室の加具矢先生の大人の艶美な魅力に引きつけられる大地、
それをかわいいとおもいながらカウンセリングする加具矢先生、
大地の気を引こうと誘惑する幼馴染のアカリ・・・と
かなり面白く描かれている作品で、
個人的には久しぶりに岡田和人さんの作品に
ドハマりした・・・って感じです。

パンストフェチ・・・だけではなく、
大人の魅力がある加具矢先生がどんなカウンセリングしているのか
興味ある方は読んでみてください。

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岡田和人さんの作品『いびつ』（秋田書店）

アダルトショップに勤務する柿口啓吾（主人公）が
電車で女子高生の森高円に痴漢と疑われて、
この弱みを握られたことにより、
家でをして行くところがなかった円に
半ば強引な形で同居することになりました。

この同居によりＳっ気の性癖のある円が
啓吾に対してきつく当たる部分なども描かれており、
ちょっとキツイ描写などもある作品です。

啓吾は理想の身体を求めて人形製作に没頭しており、
その人形がどこか円に似ているんです。

話は進んでラスト付近になるのですが、
完成しかけた人形に
啓吾が作りかけのカップ麺を落としてしまうのですが、
これが実際の円にも影響が及び、
親友に硫酸を描けられて人形と同じ場所にやけどしてしまいます。

その他、いろいろなことがあり学校をやめた円が
退院して啓吾が住んでいた家に戻ってみると、
啓吾はすでに引っ越しした後でした。

行く場所がなくなった円は地下鉄のホームにいる時に
同級生の男と出会い、言い争いの末、
結果的にホームに突き落とされることに・・・



円が事故にあった時に、
偶然にも別の駅にいた啓吾の持っていた人形にも変化があり、
腕が落ちたんです・・・

ちょっと奇妙な終わり方をしているのですが、
ラスト付近がかなり胸くそ悪い終わり方だったので、
結構好きな作品なだけあって、
かなり後味の悪い終わり方にすごく消化不良の作品になりました。

ハッピーエンドの作品は意外に忘れてしまうことが多いのですが、
こういった後味の悪いラストって
頭の片隅に残るものなんですよね。

『いびつ』のラストは忘れられそうにありません。

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岡田和人さんの作品『いびつ』（秋田書店）

アダルトショップで働く柿口啓吾が
電車の中で女子高生の森高円に痴漢に間違われ、
そこから強引に円が啓吾の家に転がり込み、
ちょっと不思議な関係の同居生活が始まります。

啓吾は人と接するのが苦手であり、
ちょっと変わった趣味を持っているんです。
理想の女性の体型を求めて、
人形製作に時間を費やしています。

まぁ、こんな感じのストーリーなのですが、
タイトルのように「いびつ」な人間関係が描かれています。

ラストはちょっと後味の悪い感じになってしまいましたが、
引き込まれるストーリーなので、
全７巻ですので一気に読めると思います。

ちょっと不思議な話ですけど、
興味あるかたは読んでみてはどうでしょうか。

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岡田和人さんの作品『いっツー』（秋田書店）

志望校だった高校に見学にいった主人公？の相模斗里（サガミ）が、
そこで見かけた神 結（ユイ）に一目惚れし、
迷わずにこの高校に入学！

この一目惚れしたユイに告白するも玉砕してしまうのですが、
その後も一途な片思いでユイを追い続けていき、
ユイの出すドＳなご褒美にも苦しみそして楽しみむ
サガミの姿がなんともいえません。

ちょっと変わった青春？性春？ラブコメですが、
Ｍ男にはたまらない作品ではないでしょうかね。


岡田和人さんの作品は
『ほっぷすてっぷじゃんぷッ!』の頃から読んでいますが、
かなりエロい描写があるのですけど、
それほどエロく感じなく、爽やかにも感じるのは、
岡田和人さんの表現の上手さなのかもしれないです。

興味ある方は、他の作品も読まれるといいかもしれませんよ。

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