漫画があればいいのだ！

平尾アウリさんの作品『青春の光となんか』（竹書房）

この作品なのですが、
女子高生がメインなんですけど、、
おとぎ話の要素が入っていたり、
幽霊がでてきたり、忍者がでてきたり・・・
と、まとまりのつかない作品なのですが、
シュールな笑いが詰まっていて、
個人的にかなり笑える作品になっていました。

僕が持っている平尾アウリさんの
作品のイメージといえばストーリー漫画だったのですけど、
こういったシュールでショートショートの
ギャグ漫画も描かれるなんて思っていませんでした。

↑でも書きましたがまとまりがないのですけど、
気軽に笑える作品になっていますので、
気になった方は読んでみることをオススメします。

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平尾アウリさんの作品『わびさび 平尾アウリ作品集』（メディアファクトリー）

この作品なのですが、
『まんがの作り方』『推しが武道館いってくれたら死ぬ』など
独特な視点で女性を描いた作品の平尾アウリさんの短編集です。

この短編集も少女（女性）をヒロインにしたものばかりで
切ない恋の話や馬鹿馬鹿しい笑える話、
または、百合系の話など、
魅力あるいろいろな少女の話が詰まっています。

１冊に１２作品収録されていて、
１話のページ数は少ないものの、
１話１話が綺麗にまとまっており、
引き込まれる話が多かったです。

特に百合系の話は揺れ動く少女の描写が上手く描かれており、
こういった話が好きな人にはたまらないかもしれないです。

良作ばかり詰まっていますので、
たくさんの人に読んでもらいたい短編集です。

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平尾アウリさんの作品『推しが武道館いってくれたら死ぬ』（徳間書店）

岡山県で活動するマイナー地下アイドル「ChamJam」に所属する
内気で人見知りな人気最下位メンバーの舞菜に
人生の全てを捧げて応援する熱狂的ファンのえりぴよ（主人公）は
収入の大半を推しメンに貢いでおり、
自分が着ているのは高校時代の赤ジャージで過ごすほど、
「ChamJam」に夢中の伝説の女なのです。

推しメンである舞菜が武道館のステージに立つのを夢見て、
全身全霊を傾けて応援し続ける
ドルオタの活動を描いた作品です。

アイドルのファンならばわかると思いますが、
えりぴよさんと同じように
収入の大半を推しメンに貢いでいる・・・
なんて人もいるのではないでしょうか？
そんな人ならばこのえりぴよさんの気持はわかると思います。

えりぴよさんまではいかないものの、
一般よりも少し熱狂しているアイドルファンなども描かれており、
アイドルファンなら絶対に楽しんで読めると思います。

僕はアイドルファンではないのですが、
ある意味、ひとつのことにひたむきに取り組む姿などを
見るのが好きなので、
えりぴよさんの行動を見守っていきたいかと・・・

ごく一部の人にしか受け入れられないようなテーマの作品ですが、
かなりアツい作品なので、
興味がある人は読んでみてください。

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