漫画があればいいのだ！

原作：廣瀬俊さん 作画：河野慶さんの作品『復讐の教科書』（講談社）

教師になることを夢見る高校生の黒瀬良太郎は
凄惨なイジメを受けていたんです。

そのことに気づき始めていた白鳥先生に
いじめの仕返しなどをしてはいけない・・・と
諭されるんです。

しかし、いじめっ子たちは
いじめがバレないように良太郎を屋上に連れ出し
自殺してくれないか・・・と迫り、
屋上から突き落とされる形で落ちてしまうんです。

丁度、下にいた白鳥先生の上に落下し、
二人は病院に担ぎ込まれるのですが、
１週間ほどで白鳥先生は退院したのですけど、
良太郎は今も意識不明のまま・・・

学校にやってきた白鳥先生なのですが、
容姿はそのままなのですけど、
中身は良太郎になっており、
教師の立場を利用して
いじめっ子たちに復讐を始めるんです・・・

・・・といった感じで始まる
復讐劇を描いたサスペンス作品になっています。

ターゲットは１人ずつ、
いじめられる側の気持ちをわからせながら
ネチネチと復讐していくのですが、
いきなり罰を与えないので
ちょっとストレスを感じる場面などもあるのですけど、
どのような結末になるのか
気になる作品になっていますので
興味ある方はチェックしてみてください。

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原作：廣瀬俊さん 作画：三宮宏太さんの作品『青春相関図』（講談社）

高校３年になり転校してきた七崎青は
社交的な性格で誰とでも話す青年で、
同じクラスの二階堂春と付き合い始めるのですが、
クラスの皆には内緒にしていました。

そんなある日、春が屋上から転落し、
一命は取りとめたものの
意識不明の昏睡状態となってしまいました。

春の転落事故が自殺なのか、事件なのか・・・

クラスの中では自殺ではと噂になるのですが、
春が残したクラスの人間関係が書かれた相関図を
青は見つけてしまうんです。

その相関図にはあだ名で書かれており、
名前と一緒に描かれた５人のピエロの絵が
春を追い込んでいる人物だと青は感じました。

そしてこの真相を知るために
クラス全員を敵に回してでも
春をあの状態に追い込んだ犯人に復讐することを誓うんです。

・・・といった感じで描かれる
サスペンス作品になっています。

クラスの生徒たちはうわべだけで付き合っていて、
内心はドロドロとした人間関係に
嫌気を指していた春が残した相関図は当を得ており
青は犯人を突き止めることができるのか・・・
すごく気になる作品になっていますので、
気になった方はチェックしてみてください。

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