漫画があればいいのだ！

梅涼さんの作品『いじられキャラから抜けだしたい』（メディアファクトリー）

幼少期に受けたイジメがトラウマになり、
いじられキャラとして過ごすことにした
作者の梅涼さんなのですが、
高校に進学しても
お笑い芸人のロバート秋山さんに似ているということで、
「ロバートうめ山」とあだ名されるように・・・

高校生になってもいじられキャラを演じなきゃ・・・
なんて思っていたのですが、
いじられキャラを貫くことに
何の意味があるのかわからなくなり
「こんな自分は嫌だ！いじられキャラから抜け出したい」
と思うようになるんです。

太っていたこともあり、
まずは１０キロのダイエットをし、
痩せた自分に合っている容姿（髪型やメイク）などをし、
以前とは違う自分に変身するのですが、
変われば変わるほど、
以前のようにいじられることもなくなっただけか、
声をかけてくる人が少なくなってしまったのです。

そこで過去のいじられキャラだった
自分を振り返りながら
新たな自分で生きていくことをきめる・・・
そんなコミックエッセイになっています。

自分を変えるのは難しいですけど、
その１歩を踏み出すきっかけになるような話で
実際に作者が体験したことだから
共感した人も多かったのかもしれないです。

いじられキャラな人もちょっとしたきっかけで
変われるんだ・・・というお手本のような作品ですので
興味ある方はチェックしてみてください。

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