漫画があればいいのだ！

榎のとさんの作品『僕らに恋は早すぎる』（一迅社）

この作品なのですが、
恋愛経験ゼロの高校３年生のサキは
博愛主義者で生徒会長でイケメンの市川君に
告白しようと決め、友だちに相談するも
「市川君はやめたほうがいい」と言われる始末・・・
イケメンで優しいのに、誰も近づこうとしないという
そんな噂があったのです。

そんなことは関係ないと、
いざ、告白しようとしたときに、
サキはようやくその意味をしります。

実は市川君は普段の優しい人格だけでなく、
「澪」という傍若無人な俺様人間の人格ももった
二重人格者だったのです。

見た目は１対１の恋愛漫画なんですけど、
人格においては１対２の三角関係という、
ちょっと変わった恋愛漫画になっています。

恋愛経験の無いサキが恋することだけでも不器用なのに、
恋した相手が二重人格者ということで
サキもまわりの友だちも振り回される感じで、
普通の恋愛漫画とはひと味違ったストーリーで
笑いの要素も含まれており面白い作品でした。

ちょっと女性向け？少女向け？の作風なのですが、
いいおっさんの僕が読んでいても
楽しく読むことができました。

・・・とはいえ、内容から、
女性の方によんでもらいたい作品ではないでしょうかね。

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