漫画があればいいのだ！

橋本悠さんの作品『２.５次元の誘惑（リリサ）』（集英社）

母親は男を作ってでていき、
姉からも悪口を言われ、
告白した相手に悪い噂を流され、
クラスの女子からはオタクでキモい・・・と言われ、
三次元の女性に興味を持たなくなった高校２年の奥村は
アニメキャラの「リリエル」さえいれば
それでいい・・・と思っていました。

そんなある日、漫画研究会に
１年生の天乃リリサが現れたのです。

自分の城・・・として使っている漫研の部室に
三次元の女性には相応しくない・・・と
追い出そうとするも、
飾ってあったフィギュアを見て
持論を語りだしたリリサが
自分と同じような感覚の持ち主だと知り、
意気投合するんです。

そしてリリサは「リリエル」のコスプレした姿を
奥村に撮影してほしいと言ってきたのです。

三次元の女性には興味がなかった奥村なのですが、
愛する「リリエル」になったリリサに魅了され、
協力することになったのですが・・・

・・・といった感じで
２.５次元のコスプレ女子とオタクとの
ラブコメ作品になっています。

コスプレ漫画・・・といえばそれまでなのですが、
かなりオタク要素の強い内容だけでなく、
ちょいエロ風味も入っていて
楽しく読める作品になっていますので、
興味がある方は読んでみてください。

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