漫画があればいいのだ！

永椎晃平さんの作品『スケアリー・キャンパス・カレッジ・ユニバーシティ』（講談社）

大学生活にあこがれを持つ新入生の千嵐まひなは
イケメンの彼氏が欲しくて
とあるサークルの新歓コンパに出席するんです。

しかし、このサークル・・・
ヤリサーと噂されているところだったのです。

その席で誘われそうになったのですが、
逃げ出すような形でエスケープし、
踊り場で外の空気を吸っている時に
イケメンで好みの先輩（藤宮）が現れ
話しているうちにイイ感じになり、
「静かなところに行かない？」と誘われ
ついていくと、そこは廃ビルだったのです。

何かされるのでは・・・と思ったのですが、
藤宮が霊とかＵＭＡなどが好きな
オカルト趣味を持つイケメンだったのです。

ここではオカルトの話をしていただけで
その日は何もなく別れたのですが、
まひなはここで霊に取り憑かれてしまうんです。

その霊により、夜ごと犯される夢に悩むまひなは
救いを求めて学校内の“専門家”と呼ばれる
間九部薫という教師を訪ねるんです。

間九部はまひなに取り憑いた霊を祓い、
一件落着・・・と思いきや、
まひなは霊に取り憑かれやすい体質・・・というか、
何かと騒動に巻き込まれてしまい、
再び間九部の世話になるんです。

・・・といった感じで
大学内に蔓延る“欲”が呼び込む怪談を描いた
ホラー作品になっています。

小学校や中学校なら「学校の怪談」といった感じで
怖い話がほとんどなのですが、
この作品では大学を舞台にしており、
人間の“欲”にホラーテイストを加えて
ちょっとエロく、怖く描いた作品になっていますので、
そういった世界観が好きな方は
楽しんで読めると思いますので
気になった方はチェックしてみてください。

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原作：霧友正規さん 作画：永椎晃平さんの作品『僕はまた、君にさよならの数を見る』（スクエニ）

東京の大学に通う大学生 佐々木直斗は
花見客でにぎわっている公園で
ちょっとはかなげな印象の美少女 峯原美雨と出会います。

美雨の提案でしばらく一緒に過ごすことになり、
ボートにのって話などをしたあと、
降りるときに美雨の手に触れたとき、
頭の上に３００の数字が現れたんです。

その後、２人は大学で再会することになるのですが、
美雨の頭の上の数字が減っているのに気づくんです。

そう、直斗は人の寿命が見えるという
特殊な能力を持っており、
持病を抱えた美雨の数字が
会うごとにカウントダウンされていくんです。

・・・といった感じで
寿命が見える青年と病気の少女との
切ないラブストーリーになっています。

カウントダウンが止まらないものか・・・と
読み進めたのですが・・・
かなり悲しいストーリーになっているのですけど、
個人的にラストの後日談みたいな話で
少しだけ救われたような気がします。

ネタバレはしたくないので
これ以上は書きませんが、
気になる方は自分の目で確かめてください。

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永椎晃平さんの作品『星野、目をつぶって。』（講談社）

「星野、目をつぶって。」とタイトルだけを見れば
キスする前のドキドキ感が伝わってくるような
ラブコメ漫画に感じますが・・・実は全く違って・・・

休み時間は寝たふりなどをして時間をつぶすなどして
毎日の学校生活がつまらなそうにしている美術部の小早川、
普段はイケているグループで人気者の星野海咲、
ひょんなことから小早川は星野の秘密をしってしまいます。

その秘密とは、普段はメイクでイケてる風に装っている星野だが、
スッピンはまるで別人のような平凡な顔をしていて、
メイクを自分でするとホラーメイクのようになってしまい、
いつも美術部の教師であり歳がはなれている幼なじみの弓削先生に
メイクをしてもらっていたんです。

そこで弓削先生のお願いで絵が上手い小早川が
星野のメイクをすることに・・・

・・・と言った感じで秘密？を共有する２人の
ドタバタなラブコメ漫画で、
１巻読んだ限りではかなり面白いと思える作品です。

キャラの設定もしっかりしているので、
アニメ化なんかしそうな感じがするほどの作品ですので、
今からチェックしておくのもいいかも・・・

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