漫画があればいいのだ！

清野とおるさんの作品『まぁどうせいつか死ぬ 清野とおる不条理ギャグ短編集』（小学館）

『東京都北区赤羽』『その「おこだわり」、俺にもくれよ！！』など
その地域の人にしかわからないことや
１つのことにこだわった内容で語られる
独特な世界観で描く清野とおるさんの
初期に描かれた作品を収録した短編集になっています。

理不尽なホラーギャグなのが多かったのですけど、
ちょっと狂気な部分は今も受け継がれている感じで
まさに清野とおるさんの原点・・・といえる
短編ばかりでした。

かなり下品な作品も多く、
モザイク無しで発表していいのかなぁ～
なんてのもあったりするのですが、
規制対象外なのでしょうかね＾＾；

粗削りな作品なのですけど、
清野とおるさんらしさが伝わってきましたので
ファンの方は読んでみることをおすすめします。

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清野とおるさんの作品『ゾクッ 東京怪奇酒』（KADOKAWA）

この作品なのですが、
今年（２０２１年）にドラマ化になった
『東京怪奇酒』の続編で、
今回も作者である清野とおるさんが
知人や友人から聞いた怪談話の場所を実際に訪れて
その場で・・・もしくはその付近で
お酒を飲む・・・という体験を描いた
コミックエッセイになっています。

霊的現象を体験してみたい・・・という恐怖と
それを肴に飲みたい・・・という気持ちを
同時に行うわけですが、
実際にはなかなか霊的なものに遭えるわけでもなく・・・

でも、その場所で楽しそうに飲む姿は
ちょっと変わっているというか・・・＾＾；

実際に行かれた場所なども
紹介してあったりするので、
もし、清野とおるさんと同じように
変わった飲み方をしたい方がおられるのであれば
読んでみることをお勧めします＾＾；

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清野とおるさんの作品『東京怪奇酒』（KADOKAWA）

この作品なのですが、
作者である清野とおるさんが
友人、知人、他人・・・様々な人などから
実際に恐怖体験した場所などを聞いて、
その場でお酒を飲む・・・という
ちょっとクレイジー？なエッセイになっています。

多分、霊感が少しでもある人なら
恐怖体験を１度か２度はしたことあると思います。

でも、そんな話をしても
信じてもらえないケースもあるのですが、
清野とおるさんはその話を信じて、
恐怖ながらもその場に訪れ、
お酒を飲むなんて・・・
霊感のある人なら考えられないことです＾＾；

肝試しみたいな感じでされているのだと思うのですが、
何時か本当に怖い思いをするかもしれないです・・・

気になってこの作品を読まれたかたは
絶対にマネしないでくださいね。

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清野とおるさんの作品『全っっっっっ然知らない街を歩いてみたものの』（大洋図書）

この作品なのですが、
作者である清野とおるさんが地図を見て、
行ったことがない街ばかりなのに気づき、
どんなモノがあるのだろう・・・
どんな人たちが住んでいるのだろう・・・と、
知らない街を散策する作品になっています。

生まれた街に住んでいて、
気づけばその周辺しか行ったことなという人が
ほとんどではないでしょうか。

同じ都道府県内ならいつでも行ける・・・
と思って行かないことも多いでしょう。

清野とおるさんって、
思ったら行動する人なので、
知らない場所などでもとことん楽しんでいる・・・
そんな姿が描かれていました。

紹介されているのは関東がほとんどでしたけど、
興味あるような場所などもあり、
もしかしたら住んでいる地域の近場にも
自分が知らないだけで面白い場所があるのでは・・・
なんて思わせる作品だったので、
電車やバスなどに乗って
途中下車して散歩してみたくなりました。

そんな楽しみのある作品になっていましたので、
気になった方はチェックしてみてください。

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清野とおるさんの作品
『ＬＯＶＥ＆ＰＥＡＣＥ ～清野とおるのフツウの日々～』（白泉社）

今年（2016年）にはいり清野とおるさんの作品にハマり、
今まで読んでいなかった作品も読むようになり、
次から次へと読んでいると、この作品に出会いました。

この作品なのですが、
清野とおるさんの日常を包み隠さず、
面白おかしく描かれており、
こういった日常を送られているからこそ、
ちょっと変わった視点で、
『東京都北区赤羽』や『ゴハンスキー』、
『その「おこだわり」、俺にもくれよ！！』などのような
作風で描いているのがわかったような気がします。

清野とおるさんって、
普段は普通に思えるようなことも、
本当に物事を細かく観察されているので、
そこが妙にツボにはまるんですよね。

僕も同じようなところもあるのですが、
清野とおるさんにはかないそうにないです＾＾；

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