漫画があればいいのだ！

堀博昭さんの作品『魔女ノ湯』（少年画報社）

会社のお金をＥＸに投資しかなりのマイナスを出してしまい、
自殺しようと崖までやってきた澤克忠は
そこで半分だけの面をかぶった女性（ミサ）とであいます。

そして澤に対して「死ぬ覚悟であれば人助けしませんか？」と
持ちかけてきたのです。

ミサは温泉宿を営んでおり、
ここで働く女性たちに「あなたの情けを分けてください」と・・・

どんなことをさせられるのかわからないけれども、
ミサについていくことを決めた澤は
その宿でミサと同じように半分だけの面をかぶった
数人の女性たちと出会うんです。

そして、この中から好きな女性を選んで
一夜の情けを与えてください・・・と伝えると
澤は一番先にミサを選ぶんです。

もちろん一夜の情け（エッチ）を与えるんですが、
その行為が終わると、元の世界へと戻されたんです。

そして、開き直ったかのように
今までの会社で働くことにしたのですが、
何か辛いことがあると、
再び、目の前に温泉宿が現れ、
女性たちとの一夜の情けを行うんです。

すると、女性たちの感情が澤に流れてきて、
この女性たちがナゼ面をしてここにいるのか・・・
ちょっと訳ありの事情などが伝わってきて、
女性たちが情が満たされると
半分つけていた面を置いていくんです。

・・・といった感じで
自分の疲れを癒すとともに、女性たちを救う・・・
という、ちょっとミステリアスな温泉宿での夜を描いた
作品になっています。

不思議な世界観に惹かれていくだけでなく、
それぞれの女性の過去に何があったか・・・など
ちょっと奥が深いちょいエロ作品になっていますので、
興味がある方はチェックしてみてください。

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