- 2021⁄05⁄06(Thu)
- 07:04
九龍ジェネリックロマンス 【著者:眉月じゅん】

眉月じゅんさんの作品『
この作品なのですが、
香港にあった「九龍城砦」をモチーフとした
スラム街が舞台になっており、
ノスタルジー溢れる人々の暮らしが描かれています。
不動産屋で働く鯨井令子は
同僚でちょっとウザい感じの工藤発のことが
ちょっと気になっていました。
普段は眼鏡をしているのですが、
眼鏡が合ってないので眼鏡屋に行くと
視力が良くなっており眼鏡をはずすんですけど、
そこで今まで見えていなかったものが見え始めるんです。
(霊的なことではなく、視力的に見えなかったものです)
今まで気づかなかったことなどが見えてきたことにより、
工藤のことがさらに気になり始めるんです。
また、工藤の方も
世話を焼いてくれる鯨井のことが気になっており・・・
・・・といった感じで
ラブロマンスが展開されていきます。
2人の恋の行方も気になるのですが、
2人をとりまく人間たちも面白く、
楽しく読めるラブストーリーになっていますので
気になった方はチェックしてみてください。
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- オススメ漫画 > カ行 (オススメ漫画)
- tag
- 眉月じゅん集英社ラブストーリー
- 2018⁄06⁄27(Wed)
- 15:03
さよならデイジー 眉月じゅん初期短編集 2007-2017 【著者:眉月じゅん】

眉月じゅんさんの作品『
眉月じゅんさんの作品は
『
それ以前の作品というのは全く知らなかったのですが、
集英社では少女漫画や女性向け雑誌に
読み切りなどに描かれていたようで、
それらをまとめた短編集になっています。
『恋は雨上がりのように』は
青年誌で連載されていたのですけど、
絵のタッチもストーリーも
どちらかといえば女性向けな感じだったのですが、
この短編集は完全に女性向けに描いた作品でした。
なので、女性の心理描写などを描いたものが多く、
『恋は雨上がりのように』とは違った感じで
新鮮に読むことができました。
短編もかなり面白い作品が多かったので、
眉月じゅんさんの次回作が
すごく楽しみです。
しっかりと充電して
新たな作品に取りかかってもらいたいです。
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- 2015⁄10⁄02(Fri)
- 08:03
「本ってね、一方的にすすめられて読むものではないんだよ。 特に、読み慣れていない人には。」(『恋は雨上がりのように』より)

眉月じゅんさんの作品『
「本ってね、一方的にすすめられて読むものではないんだよ。 特に、読み慣れていない人には」
ヒロインの橘あきらが図書館で本を探している時に
バイト先のファミレスの店長の近藤正巳と出会い、
店長にオススメの本を聞いた時に店長が言ったセリフです。
この後にも
「もし其の本があっていなかったら、
読み進めるのが苦痛になっちゃうでしょ。
本を嫌いになってしまう。
普段、読書をしない橘さんが図書館へ来たっていうことは、
どこかで橘さんを呼んでいる本があるのかもしれない。
それはきっと、今の橘さんに必要な本だよ。」
と続きます。
僕もマンガや書籍をよく読むのですが、
すすめられて読んだ本が面白くない場合だと、
相手に対して、本に対してどう対処したらいいか
わからないときがあるんですよね。
(でも、本は嫌いにならないですけど・・・)
その後に続くセリフってのにすごく興味がでました。
何気なくフラって立ち寄った本屋さんなんかで、
気になったタイトルやジャケットを
見かけることが良くあります。
別に買うつもりで本屋さんに行ったわけでもないのに、
帰りにはその本を買っているんです。
そして、その本がとても気に入ったりすると、
もしかして、この本に呼ばれたのかも・・・
なんて思うこともよくあることです。
僕もオススメの本などと言って、
ここで紹介していますが、
本当に読んでみたい・・・
って思ったらでいいですからね、読むのは・・・
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- 2015⁄09⁄06(Sun)
- 08:10
恋は雨上がりのように 【著者:眉月じゅん】

眉月じゅんさんの作品『
感情表現が不器用な高校生の橘あきらが、
アルバイト先のファミレスの店長の近藤正巳に
密かに恋心を抱いていています。
そんな胸の打ちを秘めたあきらと店長とが織りなす
不器用ながらも恋へと発展する小さな恋のものがたりです。
あきらの感情表現が不器用ながらもひたむきな姿が
なんともいえなく描かれていて、
もどかしいものの、ついつい読みふけてしまいます。
かなり歳が離れている二人なのですが、
温かく見守りたくなる作品ですよ。
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