漫画があればいいのだ！

原作：筒井テツさん 作画：菅原こゆびさんの作品『推しが隣で授業に集中できない！』（講談社）

高校に入学した真中咲子は
アイドルグループの「春色サンシャイン」が好きで、
その中でも吉田ちひろちゃん推しで、
高校では「春シャン」ファンの友達を作って
一緒にライブを行ったりしたいと思っていました。

入学式の後のホームルームで
生徒たちの自己紹介が始まったのですが、
「春シャン」のファンだと話し出したのですが、
誰も関心を持ってくれなく、
ちょっとブルーな高校デビューだったのです。

しかし、隣の席の女の子が自己紹介を始めると、
何処かで聞いた声・・・何処かで見た容姿・・・
そう、彼女は咲子が推している
春シャンの吉田千尋（ちひろ）だったのです。

隣に推しの女の子が座っているだけで
緊張をするのですが、
すごくフレンドリーに接してくれ仲良くなり、
さらに憧れが増していくのですが、
ある日、ＳＮＳで不穏なＤＭが届くようになるんです。

・・・といった感じで
推しメンと同じクラスになれたのはいいが、
尊すぎて授業に身がはいらなかったり、
仲良くなればなるほど
回りから疎まれたり・・・と、
地味な女の子の波乱な学泉生活を描いた
コメディ作品になっています。

「春シャン」の事を語れる友達が欲しかったのに、
まさか、推しメンと仲良くなるなんて・・・
まさに漫画ならではの展開なんですが、
もし、自分も同じ境遇ならどうなるのか・・・
そんなことを思いながら読むのも面白いかも。

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