漫画があればいいのだ！

華鳥ジローさんの作品『羽衣先生は今日もカンヅメ』（講談社）

漫画家を目指す大学生の稲葉ニチロ―は
人気グルメ漫画家羽衣青葉のアシスタントとして
働くことになりました。

同じグルメ作家を目指すニチロ―には
刺激あるアシスタント生活になる・・・と気合を入れ
羽衣先生のマンションにやってきたのです。

緊張するも現れた羽衣先生は
かなりラフな格好をしているだけでなく、
部屋は散らかり放題になっていたんです。

どうやら羽衣先生はニチロ―が来る日を
１日間違えていたみたいで、
原稿の準備も部屋の掃除もしていなかったようなんです。

手伝える原稿が出来るまで
部屋の掃除をすることにしたのですが、
部屋のあちこちから缶詰が出てくるんです。

そう、羽衣先生は缶詰愛好家で
食事も缶詰で済ませていたんです。

それでは栄養が偏る・・・と
ニチローの実家は食堂をしており、
実家仕込みの腕前で缶詰を使い
簡単に出来る料理を出したのですが、
缶詰の味が損なわれている・・・とダメ出しされるんです。

ここからアシスタントの仕事以外に
羽衣先生に納得いくような缶詰料理をつくることに・・・

・・・といった感じで描かれる
缶詰グルメ漫画になっています。

缶詰って手軽に食べられるだけでなく、
旬の時期に収穫された食材を缶詰にしているので、
時期外れの食材を食べるよりも栄養価もあり美味しいんですよね。

この作品なんですが、
簡単な缶詰グルメを紹介してあるだけでなく、
缶詰愛を感じる作品になっていますので
興味ある方はチェックしてみてください。

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