漫画があればいいのだ！

佐々野人憂さんの作品『青春サイケと怠惰な王子』（講談社）

２年もぐーたらな教師生活を送っていた北王子凛は
１ヵ月前に教頭先生に呼ばれ、
首・・・を言い渡されるのですが、
それを回避したければ、
特殊な生徒が集まるクラスの担任となり、
全員を卒業させるように言われるんです。

この作品の世界では
超能力に目覚めた人物が１万人に１人いると言われており、
そういった超能力を持つ者だけを集められたクラスの
担任になることになったのです。

恥ずかしさが頂点に達すると発火する発火能力を持つ少女、
電撃により相手に意思を伝えてくる少女・・・
などなど、かなり特殊な能力をもつ生徒たちなんですが、
思春期の思いと能力が合わさって
能力を抑えることができないんです。

そんなポンコツな超能を持つ生徒たちを
ぐーたらな教師が卒業させることができるのか・・・

・・・といった感じの作品になっています。

能力系の漫画・・・って良い方に使える人が多いのですが、
ここまでポンコツな能力使いばかりが集まっており、
ちょっと変わった能力系漫画になっていますので
興味ある方はチェックしてみてください。

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中村力斗さんの作品『超能力少女も手に負えない！』（講談社）

超能力のＴＶ番組を見ていた妹の倫子が
真剣にスプーン曲げをしだして、
興味を持った愛葉実子は
自分も遊びでスプーン曲げをしてみました。
すると、とんでもない曲がり方をしてしまい、
自分が超能力があることに気づきます。

そしてもう一人の主人公の坪倉守流は
人に優しく、困っている人を見ると、
どんな状況にいても助けてしまう・・・
そんなお人よしで、
自分が超能力を使えたら、
もっと人が救えるのに・・・なんて思っていました。

そんなある日、坪倉は川の水を浴びながら
超能力に目覚めないか・・・と努力をしていると
川上から子供が流されてきたんです。

その子を助けるために坪倉は川に飛び込むのですが、
子供と一緒に流されかけるんです・・・
その場にいた実子は助けなきゃと思って、
超能力で二人を助けるのですが、
坪倉は何を勘違いしたのか、
自分が超能力者になったのだと勘違いしてしまうんです。

ここから坪倉の無謀な行動を
さりげなく？超能力でサポートする実子を描いた、
ちょっと変わったサイキック漫画になっています。

どんな状況でも人を助けたい坪倉の行動に
ちょっと可哀そうなぐらい
実子は振り回されてしまいます。

・・・といった感じで
深く考えずに笑える作品んになっていますので、
気になった方はチェックしてみてください。

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