漫画があればいいのだ！

近藤ようこさんの作品『兄帰る』（イースト・プレス）

寝具店で働く女性（真樹子）元に
１本の電話が入ったところから始まります。

それは元婚約者の妹からの電話で
婚約者だった功一が交通事故で死んだという知らせでした。

功一は三年前にすべてのものを捨てて
結婚式の少し前に失踪しており、
何故、今頃になって・・・と思ったのですが、
彼の思いが知りたくて
功一の家族と会うことにしたのです。

婚約者の家族と共に真樹子は
残された数少ない遺品をもとに
功一の足跡をたどる旅をすることにしたのです。

そこで見えてくる功一の足跡・・・
婚約者だった真樹子や婚約者の家族たちが
それぞれの思いを持ちながら
一緒に旅をするのですけど、
果たしてたどり着いた真実は・・・

・・・といった感じで描かれる
ちょっとミステリアスな作品になっています。

ネタバレはこれ以上したくないので
詳しくは書きませんが、
功一の父親も家族を捨てて失踪しており、
かなり深いストーリーになっていて
読み始めたら最後まで一気に読んでしまうこと
間違いない・・・
そんな作品になっていますので
気になった方はチェックしてみてください。

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