漫画があればいいのだ！

原作：本橋信宏さん 作画：須本壮一さんの作品『全裸監督 村西とおる伝』（新潮社）

ネットで配信されたドラマ『全裸監督』で
村西とおるさんの名前を始めて知った・・・
なんて若い人もいるでしょう。

昭和の人は「村西とおる」と聞けば
独特な手法で女優と語りながらＡＶを撮る
あのＡＶ監督だということを
覚えている人も多いかと・・・＾＾；

それほど変わったＡＶ監督だったのですが、
いつの間にか消えてしまった・・・という
印象しか残っておらず・・・

本橋信宏さん原作の『全裸監督 村西とおる伝』を
ネットドラマ化して一気に再燃焼した感じです。

実はドラマは見てないですし、
原作本も読んでいないのですが、
村西さんが再ブレイク？したのは知っていて、
このマンガを見て読んでみたところ、
この漫画のオープニングはＡＶ業界のことが描かれていたのですが、
途中から村西さんがＡＶ業界に入る前の
営業されていた話などが描いてあり、
ＡＶ監督になる前にも
こんな波乱な人生を送ってたんだ・・・
なんて感じるストーリーになっていました。

途中からエロとは離れてしまっているのですが、
多分、ＡＶ業界にはいるきっかけや
監督としての仕事なども描かれるだろう・・・
なんて思いますので
興味ある方はチェックしてみてください。

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原作：塩田武士さん 作画：須本壮一さんの作品
『罪の声 昭和最大の未解決事件』（講談社）

この作品なのですが、
昭和の最大の未解決事件として
「三億円事件」「グリコ・森永事件」というのがあり、
その「グリコ・森永事件」をモデルに描かれている
フィクション作品になっています。

菓子・食品メーカーのギンガの社長が誘拐されるのですが、
数日後、監禁場所から自力で抜け出し、
事件は解決したかと思われたのですが、
「くら魔天狗」と名乗る犯人グループが
「ギンガの せい品に せいさんソーダ いれた」という
タイプ打ちの脅迫状を新聞各社へ送りつけたり、
様々な要求などマスコミを利用した劇場型犯罪を展開していきます。

この事件は未解決のまま３１年が経ち、
京都を舞台とし、物語は始まります。

京都でテーラーを営む曽根俊也は
ある日、父の遺品の中から黒革の手帳とカセットテープを発見します。

手帳には「ギンガ」「萬堂」という製菓メーカーの情報と
カセットテープには幼い子供の声がはいっていました。

ネットで調べてみると、
３１年前の未解決事件と重なることが多いのと、
その子供の声が自分の声だ・・・ということに気づきます。

それと同じ時期に大日新聞社で「ギン萬事件」の企画をすることになり、
阿久津英士という記者がこの事件のことについて
調べ回ることに・・・

果たして未解決だった事件の深層が暴かれることがあるのか・・・

・・・といった感じで描かれる
塩田武士さん原作の小説『罪の声』のコミック版となっています。

原作を読まずにこの作品（コミック版）に出会ってしまい、
見事にハマってしまったのですが、
今、原作（小説）を読もうかどうか悩んでいます・・・＾＾；

それだけ面白い作品ですので、
原作を読んだ方も、僕のように原作を知らなかった方も
気になった方はチェックしてみてください。

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