漫画があればいいのだ！

原作：黒井嵐輔さん 作画：桃田テツさんの作品
『地上１００階 脱出確率０．０００１％』（ＬＩＮＥ）

財政危機に瀕した近未来都市のＴＯＫＹＯは
千代田区ほどの広い土地に
巨大な１００階建ての塔を作り、
「バベルダンジョン」という
国営ギャンブルを始めたのです。

この塔の最上階に集められた２０人の男女が
自らの生命をかけて脱出するというのが賭けの対象で、
もし、脱出する参加者がいれば
賞金１００億円が支払われるという、
とんでもないギャンブルだったのです。

ここでは様々な欲望が渦巻いており、
参加者は自らの意思でエントリーするのですが、
自分の意思ではなく、知らぬ間に
参加者にされていた黒海樹は
訳もわからずに連れてこられたのです。

樹以外の参加者は欲望剥き出しで
１００億を手にするために
人を蹴落としたりするのですが・・・

樹は無事にバベルダンジョンで
生き残っていくことができるのか・・・
というサバイバルアクション作品になっています。

人間の欲望がそのまま出ていて、
かなり際どい描写などもある作品ですが、
面白い作品になっていますので、
気になった方はチェックしてみてください。

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原作：黒井嵐輔さん 作画：塩塚誠さんの作品
『人間カード』（アース・スターエンターテイメント）

ごく普通の大学生の庵瀬マモルは
幼馴染の伊勢ユウカの父親が失踪してしまった原因を
ユウカの父親が所有していたノートパソコンなどで
足取りをたどっていました。

すると辿り着いたのが人間をカードの中に閉じ込めるという
「人間カード」という存在をしることになり、
ユウカの父親も失踪する直前までこのサイトを見ていたんです。

この「人間カード」というのは
相手の人間の弱みをつきつけ動揺したら
カードの中に捕らえることができるという
闇のカードだったのです。

「人間カード」が闇で取引されているサイトに
ユウカの父親の名前があり、
マモルはユウカともう一人の幼馴染の佐久間リクとともに
所持者から取り返そうとするのですが・・・

・・・といった感じで描かれる
サスペンス作品になっています。

カードの中に人間を閉じ込め、
そのカードを売買する・・・そんなダーク系な話なのですけど、
読み始めたら続きがきになり一気に読んでしまう内容です。

１巻は第一部・・・ということで、
第二部からはさらにカードについて詳しく描かれると思います。
マモルは囚われたユウカの父親のカードを取り戻すことができるのか・・・

ネタバレになってしまうのですが、
１巻で幼馴染のユウカとリクも囚われてしまったので、
この２人も助けることができるのか・・・

かなり面白い話になっていますので、
気になった方は読んでみてください。

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