漫画があればいいのだ！

原作：ｎｏｊｏさん 作画：門里慧さんの作品『シカバナ －ハナ、シタイ、コト－』（集英社）

大学１年生の紙戸屋川露は
同じ大学の３年生の擬宝珠みぞれと
高校の時から同棲をはじめ３年・・・

プロポーズなどをしていても
全くなびくこともないみぞれだったのですが、
それでも一緒に暮らしているだけで幸せでした。

ある日、みぞれが交通事故にあい死んでしまうんです。

悲しみに暮れる露だったのですが、
みぞれが使っていた机の引き出しの中に
「つゆへ」と書かれた手紙を見つけるんです。

その手紙には
「どうか私のからだをやかないでください。
私の身体を見守っていてください。キセキが起きます。」
筆跡はみぞれのものだったので、
書かれている言葉を信じ、
部屋にみぞれを運び込み、見守ることにしたのです。

すると・・・みぞれは生き返ったのです・・・
ただ、屍のような姿で・・・

・・・と、このような感じで始まるので、
きっと、奇跡的に元の姿に戻れるのでは・・・

なんて思っていたのですが、
実は“黒穢”という生物がみぞれに忌生していて、
みぞれが死んだことによりみぞれを操り、
そして表にでてきて
看病をしていた露を食べてしまったのです。

しかし、露は死ぬことはなく、
生きたまま“黒穢”に感染した人間になってしまい、
警視庁公安部反４課所属特殊生物捜査官の一員となり、
出て行ってしまったみぞれを探すことになるのです。

・・・多分、この説明では
わかりにくい・・・と思いますけど、
要するに化け物に噛まれて、
生きたまま化け物になってしまった男が、
噛んだ化け物を探しに行く・・・という、
ホラーアクション系の作品になっています。

ちょっと複雑？な設定なのですが、
引き込まれるストーリーになっていますので、
化け物系の作品が好きな人には
きっとハマるとおもいますので
興味がある方はチェックしてみてください。

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