また来てね シタミさん 【原作：青木潤太朗 作画：隆原ヒロタ】

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原作：青木潤太朗さん 作画：隆原ヒロタさんの作品『また来てね シタミさん』（講談社）

「ミミミ観光」は全国どこにでも派遣する
殺人代行業者（殺し屋）で、
依頼があると凄腕の暗殺者 シタミさんが
どこでも殺しに行くんです。

ただ、日本では銃の所持がみとめられておらず、
目立つ・・・ということもあり、
殺す方法はご当地の名物を使い殺すんです。

・・・と書いたら
ちょっと怖い感じの作品かな・・・
なんて思う人もいるかもしれませんが、
確かに人を殺すのですが、
シタミさんは可愛い女の子で、
目的の都道府県になじむように、
その地の女子高生の制服を着て殺人を行うんです。

ＪＫのコスプレをして人を殺す・・・
なんてマニアックな作品なんでしょう。

殺人もリアルな描写などもないので、
サスペンス系・・・とはちょっと違うのですが、
設定も面白いですので
気になった方はチェックしてみてください。

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無敵の人 【著者：きづきあきら＋サトウナンキ】

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著者：きづきあきらさん＋サトウナンキさんの作品『無敵の人』（双葉社）

ひきこもりとか働けない・・・など
いろいろな理由で社会に適応できなくて
生きる喜びとか守るべきものがない人のことを
ネットでは皮肉を込めて
「無敵の人」と呼ぶようになった世界。

そんな世界で引きこもりの兄に性的暴行を
受けている女子高生の高瀬いのりは
日々絶望を隠して生きていました。

そんなある日、謎の男（ニル）が現れ
兄を殺したのです。

ニルという男ともう一人の人物がおり、
いのりの兄は人を殺害できるようなものを
ネットで大量に買い込んでおり、
無差別大量殺人を考えていることを
ＡＩにより知っており、
事件が起きる前に殺したと伝えたのです。

・・・といった感じで
危険水域に達した「無敵の人」を見つけて
犯罪が起こる前に対象者を殺害する
治安維持活動にいのりも手を貸すことになったのです。

もし、ネットでの購入履歴などを
ＡＩが管理する世の中になってしまったら、
怖いかもしれませんが、
事件を未然に防げるのでは・・・と
考えさせられるストーリーになっています。

ちょっと胸糞悪い話などもあるのですが、
引き込まれる内容になっていますので
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水溜まりに浮かぶ島 【著者：三部けい】

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三部けいさんの作品『水溜まりに浮かぶ島』（講談社）

幼い２人の兄妹（湊と渚）が
しばらく帰ってこない母親を待ちながら
暮らしていました。

ある日、学校に現れた母親は
急に遊園地に行こう・・・と言い出し、
３人で行くことに・・・

雨の降る中、最後に兄妹２人を観覧車に乗せると、
その後「さよなら」と残し、
再び２人の前から姿を消すんです。

すると観覧車に雷が落ち、
意識を取り戻した湊の前には
渚ではなく、知らない女性が倒れていたのです。

そしてガラスに映る自分が
大人になっているのに気づき・・・

湊が入れ替わった男は強盗殺人犯で、
観覧車内に倒れていた女性は共謀犯・・・

まずはこの場から逃げ出し、
湊の体を追うのですが、
不審者と思われ近づくことができず・・・

強盗に入った事務所からも
警察からも追われることになりなるのですが・・・

・・・といった感じで始まる
入れ替わり系のサスペンス作品になっています。

読み始めてすぐに
三部けいさんらしい作品だなぁ～
なんて感じてしまいました。

湊の姿になってしまった犯人、
犯人の姿になってしまった湊、
２つの視点で楽しませてくれる感じになっていますので
気になった方はチェックしてみてください。

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モンキーサークル 【原作：志名坂高次 作画：粂田晃宏】

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原作：志名坂高次さん 作画：粂田晃宏さんの作品『モンキーサークル』（日本文芸社）

この作品なのですが、
人気漫画『モンキーピーク』の外伝で
森が舞台となった“鬼猿”伝説になっています。

謎の猿人を撮影する為に、
（フェイク動画を撮影するつもりだったようです）
鬱蒼と木々が茂る深き森を訪れた
動画配信者のグループとガイド合わせて１０人。

撮影をしていると、
大きな熊が現れ、慌てて車に逃げ込んだのです。

熊も人間を追って車までやってきたのですが、
その時に謎の猿人が現れたんです。

猿人は熊に攻撃をし、
熊は去っていき、猿人もその場を去っていったのです。

すると、グループのリーダー格の人間が、
今、現れた猿人を追って撮影すれば金になる・・・
なんて思い、撮影することに決めたのです。

グループは猿人を追って
森の奥へと入っていくのですが・・・

・・・といった感じで描かれる
『モンキーピーク』の外伝になっています。

今回も鬼猿は狂暴で
人間をおもちゃのように扱ったりするんです。

『モンキーピーク』が好きだった人には
ハマる作品になっていますので、
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無法島 【著者：森恒二】

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森恒二さんの作品『無法島』（白泉社）

２０××年、増え続ける凶悪犯に対し、、
政府は試験的に流刑制度を復活させました。

死刑に相当する凶悪犯をとある島（通称 無法島）に送り込み、
ここで生活させることにしてみたのです。

家族を惨殺された現場にいただけで殺人犯扱いされ、
ここに送り込まれてしまった青年。

まわりには人を殺した人物ばかりのこの島で
どのように生きていくのか・・・

森恒二さんの別の作品『自殺島』というのがありましたが、
この作品も同じような島に送り込まれた人々が
サバイバルする作品になっています。

前作では自殺未遂をした人物が島に送り込まれたのですけど
今回は殺人者ばかりで、
様々な過去を持つ人間が
どのように奪い合い、殺し合いしていくのか・・・
また、そういった人間ばかりではなく、
どのように生き抜いていくのか・・・
描かれると思うので、
前作の『自殺島』が好きだった人は
読むことをオススメします。

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