- 2017⁄10⁄31(Tue)
- 15:03
富んでいる者にめぐんでもらったら感謝するだけでいい そうでない者にわけてもらった時は恩はわすれるな (『修羅の刻』より)

川原正敏さんの作品『
『
1巻または2巻で1人の主人公の話が綴られており、
それぞれの結末が待っています。
その中で好きな話の最後を描かせていただきます。
陸奥雷(アズマ)編は
兄の陸奥出海と比べられるのが嫌だった陸奥雷(アズマ)は
小舟で寝ていると、その小舟が海に流れていってしまい、
白人の乗った大型船に拾われ、
アメリカ大陸へとやってきました。
何も食わずに数日歩き通しで、
もう、ここで死ぬのだ・・・と思ったアズマだが、
そこに通りかかったネズ・パース族の酋長マッイイツォが
干し肉を分け与え、死ぬのをやめ、
ネズ・パース族の村へとやってきました。
そこには家族と土地を白人に奪われた少女ニルッチィと出会い、
ニルッチィの復讐を手助けすることになったのですけど、
この復讐がインディアンの反乱ととらえられてしまい
アメリカ政府軍がネズ・パース族に攻撃を加えてきたんです。
ネズ・パース族たちは部族の誇りとともに
全滅覚悟で戦おうとするのですが、
アズマは自分が騎兵隊を食い止めるから
北の谷を抜けて逃げてくれといいだしました。
そして、アズマは銃撃の中、
騎兵隊の大群の中にいる将軍だけを狙い倒し、
進行する騎兵隊を一時退却させることに成功するのですが、
銃弾を受けすぎたアズマは倒れてしまうことに・・・

兄の出海とは違った生き方なのですが、
これも立派に陸奥の名に恥じない最後だったかと思います。
実はこの終わり方なのですが、
『修羅の刻』の作品の中で一番好きで
読み返すたびに今でも涙ぐんでしまうほど
感動するんです・・・
普段はとぼけた感じなアズマなのですが、
内にある陸奥の血が最後には出てきたんでしょうね。
『修羅の門』を読んでなくても
この話だけは読んでもらいたいって思うぐらいです。
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- 2017⁄08⁄13(Sun)
- 15:04
コトバ イラナイ (『スイようび』より)

汐村友さんの作品『
この作品なのですが、
太田学の嫁になるために外国人のスイが
右も左もわからない日本にやってきます。
まったく文明の違う日本にやってきて
戸惑うスイがとても可愛く描かれている作品で
1巻を読んだ時にすぐにハマってしまいました。
話が進むにつれて、
少しずつ日本に慣れてきたスイなのですが、
学との心のスレ違いと誤解などから
家を出て行ってしまうんです。
ここからスイと学との出会いの話などになるんですけど、
これがまたいい話なんですよ♪
そして、ラストを迎えるんですけど・・・

2人の出会いもそうだったのですが、
この2人には言葉はいりません。

本当はもう少し描き続けて欲しかったのですが、
こんな素敵な終わり方をしてくれたんだから
スイに会えなくなっても我慢しなくちゃいけないですね。
個人的に隠れた名作だと思っているので、
気になった方は『スイようび』を読んでみてください。
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- category
- お気に入りの最終回
- tag
- 汐村友メディアファクトリー外国人ほのぼの
- 2017⁄07⁄11(Tue)
- 15:02
新選組副長・・・・土方歳三・・・・参る・・・・ (『修羅の刻』より)

川原正敏さんの作品『
これは最終回ではないのですが・・・
『
1巻または2巻で1人の主人公の話が綴られており、
それぞれの結末が待っています。
その中で好きな話の最後を描かせていただきます。
陸奥出海 編では
幕末の動乱の時代が描かれており、
誰もが知っている坂本龍馬や新選組などが登場し、
『修羅の刻』の中でも好き・・・という人も
多いのではないでしょうか。
陸奥出海 編は大きく分けて2つの話になっており、
坂本龍馬 編と新選組 編の沖田総司、土方歳三とわけられ、
どれも甲乙つけがたい話になっています。
その中でもやっぱり好きな終わり方をしていたのが
土方歳三の話なんですよね。
大政奉還を是としない旧幕府軍として
新選組の隊士もここに加わり、
負けるとわかっている戦いを続けていました。
次々と攻めてこられ北へ北へと移動を続ける旧幕府軍は
ついに北海道 函館の五稜郭へと追いつめられました。
沖田総司の最後の言葉を伝えるべく
陸奥出海も土方を追って函館へとやってきます。
ここで最後の戦いが始まろうとした時に
土方の前に出海が立ちはだかり、
二人の戦いが始まるんです。
壮絶な戦いの末、出海が勝利するのですが、
出海と戦ったことにより満足した土方は
敵地へと走って行き、そして死をむかえます・・・

なんだろう・・・人生のすべてを戦いの中においた
土方歳三らしい最後が描かれており、
(史実とは多少違いますが・・・)
すごく好きな終わり方をしているんですよね。
歴史モノの作品はあまり好きではないのですが、
幕末・・・特に坂本龍馬や新選組の作品は
何故か好きでたくさん読んでいるのですが、
その中で異色な作品ではあるのですが、
好きな終わり方なんです。
歴史モノが苦手な僕でもハマってしまう『修羅の刻』は
名作といえる作品ですので、
読んだこと無い・・・って人も読んでもらいたい作品です。
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- 2017⁄06⁄28(Wed)
- 15:02
武蔵山高校優勝――!! (『うっちゃれ五所瓦』より)

なかいま強さんの作品『
武蔵山高校相撲部は
昔はインターハイ4連覇や
個人戦では上位独占などするほど
すごく相撲が強い高校だったのですが、
年々部員が少なくなり、
とうとう部員は三年生の五所瓦角ひとりとなってしまい、
五所瓦が卒業とともに相撲部の廃部が決まっていました。
せめて相撲部最後の年に
団体戦に出場したい・・・と思った五所瓦は
柔道部からは昨年のインターハイで優勝した清川薫、
レスリング部からはヤンチャな1年の関内孝之、
五所瓦の硬派な生き方に惹かれた応援部の難野一平、
太っているというだけで選ばれた囲碁部の雷電五郎、
この5人で地区予選にのぞみます。
この地区には2年連続インターハイ個人戦で優勝している
田門泰造率いる黒島高校がいて、
五所瓦はこの2年、田門にトーナメント戦の
早い段階にあたって破れているのですが、
田門曰く、五所瓦は全国で2番目に強いと言うぐらいの
強さを誇っていたんです。
武蔵山高校は急造チームにもかかわらず、
なんとか決勝にコマをすすめ、
全国の切符をかけて黒島と戦うことになりました。
熱戦の末、2勝2敗で大将戦までもつれることになり、
五所瓦と田門がぶつかることに・・・
2度の取り直しも有りましたが
五所瓦がタイトルにあるように田門をうっちゃって勝ち、
地区予選優勝をかざります。

優勝はしたものの、
清川、関内、そして五所瓦と
この大会の決勝で怪我をしてしまい、
インターハイの出場は断念してしまうのですが
武蔵山高校のかわりに出場した黒島高校が優勝。
そして五所瓦は相撲部に別れを告げにやってきたのですけど、
そこへ難野と雷電がやってきて五所瓦に
相撲部を続けるといい、
その後、新入部員が入ってくるところで終わってるんです。

最近、相撲が再び人気が出てきているので、
何年かぶりに『うっちゃれ五所瓦』読み返したのですが、
この作品は本当に名作ですよね。
めちゃめちゃ熱い試合をするかと思えば、
ギャグのような展開で笑わしたりと、
本当に楽しい作品です。
かなり古い作品ですけれども、
ラストは感動するほど熱い作品ですので、
たくさんの人に読んでもらいたいです。
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- 2017⁄06⁄01(Thu)
- 15:02
もう…喰ったさ。ハラァ…いっぱいだ。 (『うしおととら』より)

藤田和日郎さんの作品『
旅で知り合った人々や妖怪たちの力を借り、
長かった白面の者との戦いに勝利した潮ととら。
白面の者に恨みをもっていたとらは
その無念が晴れたことにより
成就しようとしているとらに潮が
「おまえは・・・オレを喰うんだろォ!」
と言うんですけど、
とらは潮と一緒にいた事、白面の者を倒したことにより
満足したかのように
「もう…喰ったさ。ハラァ…いっぱいだ。」
と成仏していきます。

そして、獣の槍に魂を捧げたギリョウ、ジエメイも
念願がかなったことにより槍とともに砕けてしまいます。
その他の妖怪たちも白面の者が眠っていた場所を支えるために
人柱?妖怪柱?となり日本を支えることに・・・
人間たちもそれぞれの思いを胸に、
普段の日常にもどっていくのですが、
『うしおととら』は本当に綺麗にまとまった作品だと思います。
このラストを迎えるまでに、
何度、何度泣かされたことか・・・
ラストもすごく好きなんですけど、
『うしおととら』は他にも感動する場面などが多い作品ですので、
10年経っても、50年経っても、100年経っても、
名作漫画として語り継いでいって欲しいと思います。
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