不良のはらわた YANKEE OF THE DEAD 【著者：今村ＫＳＫ】

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今村ＫＳＫさんの作品
『不良のはらわた YANKEE OF THE DEAD』（秋田書店）

周りを森と崖に囲まれ、
外部と繋がっているのは橋一本という環境にある
立浄寺高校 狼命露館という場所には
全国からあらゆる不良が集まってきていました。

そんな高校に転校してきた邑楽真剣（主人公）は
転校初日から高校の猛者たちに目をつけられ
ケンカをふっかけられ、パンチを繰り出すのですが、
相手の様子が何かおかしく、
再びお腹にパンチを繰り出すと、
はらわたをぶちまけてしまいました・・・

そう・・・ここの不良の何名かはゾンビだったのです・・・

秋田書店といえばヤンキー作品が多いのですが、
ヤンキー作品とゾンビ作品を融合させた
かなり異色な作品で、
この作品は、はっきりいってバカなのですが面白いです。

ゾンビが登場するとパニックホラー系の作品を想像しますが、
この作品はシリアスさがまったくありません＾＾；
真剣に読まずにヤンキーギャグ漫画として
楽しむことおすすめします。

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有坂三葉（『ちぃちゃんのおしながき』より）

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大井昌和さんの作品『ちぃちゃんのおしながき』より

有坂三葉とだけ名前を言われても、
多分、普通の人だと誰？となってしまうでしょう。
『ちぃちゃんのおしながき』に登場する
小学生で板前をしている有坂千夏（ちぃちゃん）の
ママが有坂三葉（みっちゃん）といいます。

みっちゃんと呼ばれたり、ちぃちゃんママと呼ばれたり、
しているキャラです。



板前仕事はちぃちゃんに全てまかせており、
みっちゃんは、おかみ兼店員として働いているのですが、
お客さんたちと一緒にお酒をのんでばかりという、
とんでもない店員兼呑んべです＾＾；

ただ、ちぃちゃんに全て板前仕事を任せているのはわけがあって、
全く料理ができないんですよね。
料理を作ると、殺人的にまずい料理になってしまうんです。
だから、ちぃちゃんが板前をしているわけで・・・

このみっちゃんなのですが、
この作品の中ではお笑い担当といった感じで扱われています。
それだけでなく、季節によってぽっちゃり太ったりと、
飲むだけでなく、よく食べるので、
そういったところも個人的に気に入っているんですよね。

１０年以上も続いている長期連載の４コマ漫画なのですが、
大井昌和さんの代表作品にもなっているので、
今後もちぃちゃんとみっちゃんを
ずっと描いていってもらいたいです。

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天翔の龍馬 【原作：梅村真也 作画：橋本エイジ】

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原作：梅村真也さん 作画：橋本エイジさんの作品
『天翔の龍馬』（新潮社）

幕末の時代の話が好きって言う人は、
「もし、あの時代に坂本龍馬が暗殺されなかったら・・・」
なんて思ったことがありませんか？

この作品なのですが、
幕末の「大政奉還」後を舞台にした作品で、
いきなり坂本龍馬が近江屋で
暗殺されるところから始まります。

そして、坂本龍馬と中岡慎太郎は近江屋から脱出し、
中岡慎太郎は自分の身を犠牲にして、
坂本龍馬を川（多分、鴨川だと思います）へ落とし、
死ぬか生きるかわからないが逃します。

奇跡的に一命を取りとめた坂本龍馬が
再び、この幕末の時代を動かそうとする、
架空の話ながら、かなり面白い作品です。

梅村真也さん、橋本エイジさんのコンビといえば、
今では『ちるらん 新撰組鎮魂歌』が有名になりましたが、
実はこの作品の前に『天翔の龍馬』があったんですよね。

コミックバンチの休刊に伴い、
残念ながら『天翔の龍馬』が打ち切りになってしまい、
別の雑誌で『ちるらん 新撰組鎮魂歌』の新連載が始まりました。

個人的にはかなり好きな作品だったので
ショックを受けたのですが、
『ちるらん』も負けずと劣らず面白い作品なので、
まぁ、これはこれで・・・

とはいえ『天翔の龍馬』は途中で終わっているので、
『ちるらん』の合間でも構わないので、
連載再開・・・してもらえないものでしょうかね。

多分『天翔の龍馬』ファンだった人は
僕と同じことを思っていると思います。

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