君が死ぬ夏に 【著者：大柴健】

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大柴健さんの作品『君が死ぬ夏に』（講談社）

高校生の山野智也（主人公）の前に
ある日、突然、思いを寄せる同級生の
谷川沙希（ヒロイン）が現れたのですが、
山野が自分を見えていることに驚きました。
なぜなら、沙希は幽霊だったからです。

そして、その前に本物の谷川沙希が現れ、さらに驚くのですが、
本人には幽霊になった自分が見えてなく、
そこで初めて幽霊の存在をしりました。

どうやら沙希は何らかの事件に巻き込まれ死んでしまい、
その魂がタイムスリップして山野の前に現れたんです。

山野は沙希を救うために
死んでしまった原因を探しだし
未来を変えることができるのか・・・

この作品は沙希の死の原因を探しだす推理要素の強い
サスペンス作品で、
話の持って行き方が少年誌らしくわかりやすく、
絵も上手いので、メディア化されそうな作品です。

個人的にツボにハマったのが、
幽霊の沙希が山野に触れられないので
うさぎのぬいぐるみに入り動き出した姿が
めっちゃ可愛かったんですよね。

サスペンスものにこういった
ほんわかとした緩急の入れ方は大好きで、
見事にハマってしまいました。

この作品は、今後化けると思いますので、
早い目にチェックしておくのもいいかと思います。

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腹黒舞子さんとの京生活 【著者：櫁屋涼】

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櫁屋涼さんの作品『腹黒舞子さんとの京生活』（竹書房）

京都の大学に進学するのをきっかけに南恵は
父親同士が知り合いということで
左京家に居候することになりました。

左京家は恵と同じ大学に通う左京舞子が暮らしており、
舞子の両親は海外で仕事をしているため、
この家では舞子と恵の二人暮らしになります。

恵は元気な女の子、舞子は人見知りで腹黒な京女。
まったく違う２人なのですが、
違うからこそ気が合うというか・・・
そんな２人の日常を描いた４コマ漫画です。

舞子はおしとやかなのですが、
京女をそのまま絵にした感じの腹黒さが
リアルに描かれていて、
京都の人間としてはかなり面白く感じました。

あと、作品の中には
京都のあるあるのようなことなども描かれており、
京都の人間にしか気づかないのでは・・・？
なんて細かな部分もあり、
そういったのを探しながら読むのも
京都の人間として楽しめました。

・・・とはいえ、
京都のことを知らなくても普通に楽しめる４コマ漫画ですので、
気になった方は読んでみてください。

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プラナス・ガール 【著者：松本トモキ】

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松本トモキさんの作品『プラナス・ガール』（スクエニ）

成績優秀、スポーツ万能の槙まきと（主人公）は
私立緑乃丘高校の合格発表を見に来た時に
風に飛ばされてきた一枚の受験票を拾い、
その持ち主である少女、藍川絆（ヒロイン？）と
出会って一目惚れしてしまいます。

そして緑乃丘高校に入学し、
２人は同じクラスになったのですが、
初日の自己紹介で絆の口から男だということがわかります。

絆は槙のことが気に入ってしまい、
男なのですが、女の子のような容姿を活かし、
小悪魔的な魅力？で槙を誘惑し始める・・・と、
このような感じの学園生活の日常を描いた
男×男の娘とのラブコメ作品です。

ここ数年、このような男の娘や女装子などの作品が増えましたが、
この『プラナス・ガール』が連載されるようになってから
さらに増えたように思えます。

それだけでなく、
男の娘になりたい男性が増えてきているのか、
『オンナノコになりたい！』のような書籍まで増えてきました。

別に男の娘が興味あるとかではないのですが、
ある意味、女の子よりも女の子らしいしぐさなどをするので、
それに翻弄される男の子を見るのが楽しくてよんでいます。

男の娘の作品が好きな人は
きっとハマる作品だと思いますので
この作品を知らなかった人は読んでみてください。

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