デスペナ 【原作：押川雲太朗 作画：江戸川エドガワ】

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原作：押川雲太朗さん 作画：江戸川エドガワさんの作品
『デスペナ』（講談社）

高校中退後に単身ラスベガスに渡り活躍する
ギャンブラーの柏木京一（主人公）は
取材と称して近づいてきたライターの誘いで
日本に帰国し、ホテルで眠った後、次に目を覚ましたときには
体を拘束サれた状態で狭い室内に監禁されていました。

目の前にはゲーム画面のモニターがあり、室内の放送で、
日本最高のギャンブラー１０人によるゲームが始まると告げられ
ここから命をかけたゲームが始まります。

この作品なのですが、
ゲームに負けていった人間の死に様が
かなりグロテスクに描かれているのですけど、
ギャンブラーの心理描写が上手く描かれており、
ストーリーそのものもかなりよく出来ていて、
個人的にハマっていました。

でも、あまり受け入れられなかったのでしょうね、
３巻で１部完という形で終了してしまい、
その後、再開されていないのはちょっと残念です。

ギャンブルものの漫画が好き・・・って言う人なら
多分、はまる内容となっていますので、
巻数は少ないですけど、
気になる方はチェックしてみてください。

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Ｈ２ 【著者：あだち充】

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あだち充さんの作品『Ｈ２』（小学館）

中学野球で地区大会二連覇を果たすほどの選手だった
ピッチャーの国見比呂とバッテリーを組んでいた野田敦だが、
医師から比呂は肘、野田は腰に爆弾を抱えると診断され、
野球を断念します。
同じチームだった橘英雄は野球の名門の明和一高に進むんだのですが、
比呂と野田は野球部のない千川高校に進み、
比呂はサッカー部、野田は水泳部に入部しました。

その後、二人を診断した医師が無免許医師だったことが判明し、
二人とも爆弾を抱えておらず、再び野球を始めることに・・・

千川高校には野球部はなかったものの野球愛好会が存在し、
ここから甲子園を目指していく、野球漫画です。

中学時代に同じチームだった比呂と英雄とが
別々の高校で甲子園を目指し、
そして甲子園の大舞台で対決することができるのか・・・

この作品なのですが、
野球部がない高校から甲子園を目指すという
ある意味、少年漫画の野球の作品としては
使い古されたパターンですけど、
あだち充さんらしさがふんだんに盛り込まれ、
ラブコメをしつつもかなり熱い野球漫画として
アニメにもドラマにもなった作品です。

本当にあだち充さんはストーリーを作るのはうまいですよね。
読者を飽きさせない展開の中にも
話のところどころでシュールな笑いや
読者サービスを盛り込みながらも、
真剣勝負で野球している球児を描かせたら日本一かも・・・
（僕があだち充作品が好きだから贔屓目かもしれないですけど＾＾；）

あだち充さんのスポーツ系の作品では、
『Ｈ２』が一番熱いのではないかと思っていますので、
気になった方は読んでみてください。

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Ｂａｃｋ Ｓｔｒｅｅｔ Ｇｉｒｌｓ 【著者：ジャスミン・ギュ】

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ジャスミン・ギュさんの作品『Ｂａｃｋ Ｓｔｒｅｅｔ Ｇｉｒｌｓ』（講談社）

この作品なのですが、
極道を貫いてきた３人の男がヘマをやらかし、
親分に謝罪をするのですが、
指を詰めるどころじゃななく、
３人はタイに行って性転換手術と全身整形をして、
アイドルになること言い渡されました。

路地裏美少女アイドルグループ「ゴクドルズ」として
デビューし、１年後・・・人気が出てしまいました。

容姿はアイドルそのものなのですが、
中身は極道のおっさん３人なので、
控室で酒を飲む賭けをする・・・
などとんでもない事をしているのですけど、
ステージにあがれば立派なアイドルとしての活動をしています。

かなり意表をついた内容で
ギャグ漫画としては面白いです。

徐々に人気が出てきて、
このままいけば、アニメ化などされるのではないでしょうかね。

まだ巻数が少ないですので、
今からチェックしてみてはどうでしょうか。

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