非日常性バイアス 【著者：かるま龍狼】

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かるま龍狼さんの作品『非日常性バイアス』（竹書房）

この作品なのですが、
タイトルにもあるように「非日常」を描いた
ちょっとＳＦっぽい話が多い短編集で、
かるま龍狼さんの作品らしく、
ちょっとナンセンスギャグをちりばめつつ、
シュールな作品がいっぱいつまっています。

宇宙人や透明人間、
瞬間移動にタイムストップ・・・
巨大化した奥さんがいたりと、
ＳＦチックな内容なのですけど、
全体的に見てみるとギャグ要素が強い
ちょいエロ？風味に仕上がってあり、
読めば妙な世界に引き込まれるだけでなく、
中毒性があるような話が多いです。

個人的にかるま龍狼さんの作品のセンスが好きで
別にエロが入ってなくても
シュールな笑いやナンセンスギャグだけでも
楽しく読ませてもらえるのですが、
エロもプラスされていることにより、
よりハマってしまうのかも・・・

絵はかなり個性があるのですけど、
独特な世界観に読めばハマると思いますよ。

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今まで大切にしてくれてどうもありがとう ぼくは本当に幸せだった・・・（『ＯＮＥ ＰＩＥＣＥ』より）

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尾田栄一郎さんの作品『ＯＮＥ ＰＩＥＣＥ』よりより

ロビンを救いにエニエス・ロビーへと乗り込んだ麦わらの一味は
待ち受けるＣＰ９を撃破するのですが、
すでにバスターコールがかけられており、
エニエス・ロビーは海軍に囲まれていました。

脱出するために海軍の船を奪おうとするのですが、
その船も砲撃により沈没してしまいます。

もう、ここで終わりかと思った瞬間に、
どこかから声が聞こえてきます。
その声が誰なのか最初はわからなかったのですけど、
ウソップがその声に気づき、
みんなに「海へ飛べー！！！！」と叫び、
仲間が海へ飛び込むとそこには
ゴーイングメリー号の姿がありました。



修理も出来ずボロボロなのに、
仲間を助けにやってくるメリーの姿・・・

でも、もう航海できる船ではないため、
麦わらの一味はメリーを見送ることに・・・



今までの旅の思い出が走馬灯のように思い出される中、
メリーは海へと帰って行きました・・・

このシーンは『ＯＮＥ ＰＩＥＣＥ』の中でも
トップクラスの別れのシーンで
涙した人も多いのではないでしょうか。
読み返すたびに、ここで泣かされてしまいます。

まさに意志をもった船、ゴーイングメリー号の最後を
見届けて泣いてください。

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エロマンガ先生 【原作：伏見つかさ 作画：ｒｉｎ】

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原作：伏見つかささん 作画：ｒｉｎさんの作品
『エロマンガ先生』（メディアワークス）

この作品なのですが、
伏見つかささん原作のライトノベルのコミカライズ版です。

高校生の和泉正宗（主人公）は中学生のときに
ライトノベル新人賞の選考員奨励賞を受賞して作家としてデビューし、
高校に通いながらライトノベル作家として執筆もしています。

そんな正宗には１年前に家族となった妹がいるのですが、
部屋に引きこもっていて、妹を心配しつつも
正宗は自立するために作家業を勤んでいました。

ある日、著書のイラストレーターであるエロマンガ先生の
生放送の動画を見たことにより、
妹の紗霧がエロマンガ先生だということをしります。

そんな兄妹の作家＆イラストレーターを描いた
ラブコメ作品になっています。

タイトルはエロマンガ先生・・・とあるのですが、
エロ漫画を題材にしているわけではないので、
エロを期待している人が読むと残念な内容になってるかも・・・＾＾；

また、来年（2017年）の春にアニメ化されるようなので、
気になった方は今から読んでおくのもいいかもしれませんよ。

ライトノベル版『エロマンガ先生』はこちらから♪

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