２０１６年 読んだ漫画の総括 ちょいエロ作品編

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前回に引き続き、
今日はちょいエロ（ほどよいエロが含まれる作品）作品で、
今年読んだ中で良かった作品をあげていきます。


山口譲司さんの作品『不倫食堂』（集英社）

春輝さんの作品『でちゃう！』（集英社）

ハルミチヒロさんの作品『スロースターター』（芳文社）

あきなおさんの作品『初体験しちゃお』（竹書房）

原作：ＬＩＮＫさん 作画：宵野コタローさんの作品
『終末のハーレム』（集英社）

野澤ゆき子さんの作品『よこしまな江口くん』（徳間書店）

艶々さんの作品『－Ｗｉｔｈ ｍｅ？－ここではないどこかへ』（少年画報社）

東野みかんさんの作品『愛紡島の女神サマ』（竹書房）

松本ナミルさんの作品『僕の彼女がマジメ過ぎる処女ビッチな件』（角川書店）

山崎紗也夏さんの作品『はだかの林檎』（日本文芸社）


ほどよいエロが入った作品なんですけど、
その中には純愛要素の強い作品を多く選んでみました。
やっぱりエロが入っていても愛のあるちょいエロ作品の方が
読んでいてあたたかみがありますからね。


その中でも気になった作品は・・・
『愛紡島の女神サマ』『でちゃう！』『終末のハーレム』
ですかね・・・



『愛紡島の女神サマ』は
完全に自分の好みで選びました。
東野みかんさんの描く作品のほとんどが
ぽっちゃり・・・というか豊満な女性をヒロインにしていて、
この『愛紡島の女神サマ』もそうでした。
ちょっと夜這いなどもあるのですが、
基本は純愛のラブコメにちょいエロをプラスした感じで、
比較的、普通に読める作品です。



『でちゃう！』は
タイトルがちょっとヤバそうなんですけど、
謎のアイテムを販売している誠資堂という薬局の話で、
恋や性の悩みを持っている人をアイテムを与えて救済する・・・
といった感じのブラックユーモアの要素が強いんですけど、
結局、ハッピーエンドに終わって誠資堂側が割を食う話が多く、
個人的にはもう少しブラックユーモアをきかした展開を望んでいます＾＾；



『終末のハーレム』は
近未来で男が一人だけ生き残ってしまう話で、
子種を求められハーレム状態にはなるんですが、
愛する一人の女性を選ぶのではないかと・・・
勝手にいい結末を描いているのですが、
どんな展開になっていくのか楽しみな作品です。


成年指定などの作品も読んだりしているのですが、
中には一般紙より描写はエロいんですけど、
ストーリーはしっかりしているのも多く、
そういった作品は普通に読めるような規制にしたら
もっと良い作品を一般の人にも読んでもらえるのに・・・
なんて思っています。
エロとグロなどは境界線を設けるのは難しいでしょうけど、
漫画が好きな人には規制などにこだわらず
いろいろな作品に触れてもらって、
良い作品に出会ってもらえたいですね。

規制がなかったら成年指定の作品で良い作品を
このブログで書けるのに・・・＾＾；
（↑で紹介しているのは一般誌に連載されている作品ばかりです）


次回、今年完結した作品へと続きます・・・

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パラダイス新田章作品集 【著者：新田章】

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新田章さんの作品『パラダイス新田章作品集』（エンターブレイン）

新田章さんは月刊モーニングtwoに連載されていた
『あそびあい』にハマり、
それから注目している漫画家さんで、
この作品は新田さんの初期作品などをまとめた短編集です。

『あそびあい』もそうなのですが、
女性漫画家さんらしい視点で描かれている作品が多く、
男性にとっては新鮮に読めるのではないでしょうか。

特に思春期の男女の心理描写が上手く描かれており、
現代の若者の姿や心のなかにかかえている
モヤモヤとした部分がリアルに描かれています。

ただ、絵も話も独特で個性がありすぎる感もあるので、
ハマる人とハマらない人と極端にわかれるかも・・・

１度読んで、すべてが伝わるような内容ではなく、
２度、３度と読んでわかってくるような部分もあり、
新田さんの作品は繰り返して読むことをおすめします。

読めば読むほど新田さんの作品はハマっていきますよ！

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もぐささんは食欲と闘う 【著者：大竹利朋】

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大竹利朋さんの作品『もぐささんは食欲と闘う』（集英社）

『もぐささん』の続編です。

『もぐささん』を知らない人に・・・
クラスであまり目立たない女子生徒の百草みのりなのですが、
実はすごく食べることに情熱をそそぐ女の子で、
その正体？をしってしまった小口虎雄は
食べ友として仲良くなっていく・・・という
食べるだけのグルメ作品にラブコメ要素が隠し味された作品です。

今回の『もぐささんは食欲と闘う』は
ヒロインの百草みのりが東京の大学に進学し、
東京でひとり暮らしを始めるところから始まります。

小口虎雄は京都で料理人になるため修行することになったので、
みのりも新たな自分になるために
食欲と闘うことを決意するんです。

ただでさえ大食いで食べることが楽しみなみのりにとって、
これは重大な決心なのですが、
東京にやってきた瞬間から売店で売られている食べ物に目移りし、
次々と食べ物を買っていってしまいます・・・

さて、みのりは東京で食欲と闘うことができるのか・・・

個人的には食べているみのりが好きで読み始めたのに、
食欲を我慢する・・・なんてことになったら、
この作品の面白さが半減してしまうのですけど、
さて・・・本当に食欲を抑えることができるのか・・・
ちょっと楽しみな作品です。

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