死刑囚捜査官芥川介の事件簿 【著者：山崎京】

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山崎京さんの作品『死刑囚捜査官芥川介の事件簿』（小学館）

死刑判決を受けた受刑者の芥川介なのですが、
３年前に起こった殺人現場で血まみれの状態で発見され、
現場に切断された１５人の死体があったということで、
死刑判決を受けてしまい、
彼は無罪を主張しつづけながら囚人として囚われています。

そんな芥川なのですが、
頭脳明晰で事件を一つ解決するごとに
死刑の執行を延期するという契約を警察と結んでいるのです。

芥川に依頼される事件というのは
警察でもお手上げの完全犯罪ばかりで、
それを推理し巧みな話術を生かして犯人を追い詰めていくという
ちょっと風変わりな推理サスペンス作品になっています。

この作品なのですが、
芥川がなぜあのときに殺人現場にいたのか・・・
そして警察との裏取引をして囚人の身で捜査官をしているのか・・・
まだまだ謎が多いのですけど、
サスペンスとしてはかなり面白い作品ですので
推理漫画が好きな人には読んでもらいたいですね。

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恋愛すっとばし婚 恋愛経験ゼロのオタクが結婚にこぎつけるまで 【著者：遊佐いつか】

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遊佐いつかさんの作品
『恋愛すっとばし婚 恋愛経験ゼロのオタクが結婚にこぎつけるまで』（メディアファクトリー）

男性の免疫がゼロのオタクで同人漫画家の
作者である遊佐いつかさんが
このままではいけない・・・と一念発起し、
まったく無縁だと思っていた婚活を始め、
あっという間に相手を決め、
スピード結婚し、子供ができ、出産・・・といった感じで
トントン拍子に話が進んでいったのを
そのままコミックエッセイとして描いた作品になっています。

多分、オタクで喪女だと自負している女性って
出会いがないから彼氏ができないんだ・・・
と思われている方が多いと思うんですが、
出会いの場に自分から出かけたり、
ネットでも自分からアプローチしなければ
彼氏なんてできるわけないんですよね。

まさに遊佐さんがそんな感じだったのですが、
いざ、行動してみると、
オタクの女性でもいい・・・という男性も
数は少ないでしょうがいるわけで・・・

彼氏ができない・・・と悩むよりも
まずは行動！というのがわかりやすく伝わってきます。

婚活などで失敗を恐れずに
自分に嘘をつかず自分を曝け出し、
前へ前へ進んでいけば
自分を見てくれる男性が見つかるかもしれませんよ。

内向きな女性でも恋ができる・・・
身を持って証明している作品ですので、
恋をしたい女性に読んでもらいたいです。

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ポンコツンデレな幼馴染 【著者：海月れおな】

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海月れおなさんの作品『ポンコツンデレな幼馴染』（講談社）

高校進学がきまり幼い頃に住んでいた
父親の実家から学校に通うことにした神田翔太は
幼い頃に遊んでいた近藤早菜恵のことを思い出し、
隣を覗いてみると庭に早菜恵が布団を干しているところでした。

その布団には大きな世界地図（おねしょの跡）が広がっており、
早菜恵に昔におねしょ癖があったのを思い出しました。

そのことに触れないでおこうと
久しぶりにあったので会話していたのですが、
昔と変わらずにちょっと不器用でポンコツな女の子のまま
大きくなったというのがわかりました。

このポンコツの原因というのは
翔太がドジな早菜恵のことを可愛いといってしまったのを
直さないようにしていたらしいんですが、
ポンコツ具合がかなりのレベルで、
言葉で表せないような行動をとるんです。

でも、このポンコツ具合が可愛くて、
天然というかボケる女の子が好きな人は
絶対にハマると思います。

どのようなポンコツ具合というのは
読んでみて確かめてください♪

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