櫻子さんの足下には死体が埋まっている 【原作：太田紫織 作画：水口十】

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原作：太田紫織さん 作画：水口十さんの作品
『櫻子さんの足下には死体が埋まっている』（角川書店）

この作品なのですが、
ＷＥＢ小説が原作の作品をアニメ化＆コミカライズ化されたさものです。

北海道の旭川市に住む高校生の館脇正太郎は
あるきっかけで九条櫻子と知り合います。

櫻子は標本士としての資格を持っており、
拾ってきた死骸を材料に骨格標本を作る趣味の持ち、
この日も正太郎を誘い骨探しにやって来ました。

そして正太郎はちょっと変わった骨を見つけるのですが、
その骨というのが人骨だったのです・・・

櫻子はこれを持って帰りたい・・・と言い出すのですが、
さすがにそうはいかず、警察に通報し、
ここからとある事件に発展していきます・・・

タイトルからしてホラー系の作品にも感じるのですが、
純粋な推理サスペンス作品になっているので、
この手の話が好きな人にはおすすめです。

ただ・・・コミックはナンバリングされているものの、
未だに１巻しか出てないんですよね・・・
この作品を読んで続き？他の話を読んでみたい・・・という人は
小説版を読むことをおすすめします。

小説版はこちらから・・・
『櫻子さんの足下には死体が埋まっている』

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華子さんとメリーさん 【著者：夢野翼】

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夢野翼さんの作品『華子さんとメリーさん』（フロンティアワークス）

都市伝説や学校の七不思議などでよく登場する
「トイレの花子さん（華子さん）」「メリーさんの電話」の
ヒロイン？ともいえる都市伝説系のトップスターが
共演するちょっと変わったストーリーです。

華子さんなのですが、
古い校舎の薄暗いトイレで誰もやってこなく、
暇を持て余しているうちにヲタクをこじらせて、
漫画家を目指すようになっていました。

そんな華子さんの作品を
毒舌で返すメリーさんなのですが、
その言葉の中には漫画のヒントとなるようなのもあり、
華子さんはさらにヲタク街道をまっしぐらに突き進んでいきます。

この２人だけでなく、
「口裂け女の幸子さん」も登場し、
普通なら都市伝説の３人が揃えば
怖い話になるのですが、
女三人集まれば姦しいとはよく言ったものですね。
ワイワイと楽しい女子会のようなノリで描かれています。

この作品なのですが、
ナンバリングがないので１巻で終わってしまっているのが
ちょっともったいないぐらいなんですよね。

他の都市伝説系のキャラなどを登場させれば
もっと広げられる話なので、
続編を希望したいくらいです。

↑でも書きましたが
都市伝説系のキャラが登場するのですが、
怖い話ではないので、
気になった方は読んでみてください。

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木崎少年のほろにが喫茶巡礼 【著者：左東武之】

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左東武之さんの作品
『木崎少年のほろにが喫茶巡礼』（新潮社）

高校１年生の木崎亮史は
見知らぬ喫茶店に一人で行き、
店の雰囲気を楽しみながらコーヒーを飲む・・・
というような自分なりの
大人の流儀というのを楽しみにしています。

高校生ではコーヒーはちょっと早いのでは？
なんて思ってしまう人もいるかもしれませんが、
これはこれで十分に楽しめる作品になっていました。

高校生といえば、ちょっと背伸びをしたい・・・
通ぶったりしたくもなる・・・そんな年齢でもあり、
そんな可愛い青年をそのまま描いた感じになっています。

また、この作品に登場するお店は
実際にあるお店の雰囲気やメニューなどを紹介してあり、
もし、この近く（東京ばかりですが）に住んでいる人で
気になったお店があるのであれば
行ってみるのもいいかもしれないですよ。

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