- 2017⁄06⁄14(Wed)
- 22:03
怖すぎる永井豪 【著者：永井豪とダイナミックプロ】
永井豪さんとダイナミックプロの作品
『
永井豪さんの作品といえば、
エロスかバイオレンス、またはギャグという
イメージが強いのですが、
時々、短編で「怖い」作品を描いておられた・・・
っていう記憶がありました。
この作品なのですが、
そんな「怖い」作品ばかりを選りすぐった短編集です。
ＳＦ系の話などもあったのですが、
個人的には「雪」「乳房の思い出」「変身」と
ジャパニーズホラーというかモダンホラーというか
純粋な怖さを描いた作品が印象的でした。
とくに「雪」という話が印象的で
イジメにあっていた人物が自殺し、
いじめていたグループが雪だるまに襲われ、
体の一部を奪われるという事件が起こります。
その雪だるまはイジメで自殺した男の子が
それぞれから体のパーツを奪って
体を作ろうとしていたんです・・・
ホラー漫画の手本といった感じで描かれている作品で
ちょっと永井さんのイメージではないんですけど、
すごく興味のある話でした。
もし、このような話が他にもあるのなら
もっと読みたい気分になりました。
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- ﾎﾗｰ･ｻｽﾍﾟﾝｽ系漫画 > カ行（ﾎﾗｰ･ｻｽﾍﾟﾝｽ）
- tag
- 永井豪徳間書店ホラー
- 2017⁄06⁄14(Wed)
- 15:03
「ホラ こわくない ねっ・・・」（『風の谷のナウシカ』より）
宮﨑駿さんの作品『
「ホラ こわくない ねっ・・・」
これは『風の谷のナウシカ』の映画を見た人なら
すぐに思い出せるシーンです。
ユパがキツネリスを人間の子供だと思い、
腐海の蟲に連れて行かれそうになったのを見て、
銃を使ったことにより、
王蟲に追われることになりました。
追われているユパをナウシカが誘導し、
王蟲の怒りを沈めて森へと帰したあと、
ナウシカとユパとの再会のシーンがあり、
ナウシカがキツネリスの存在に気づき、
ユパの鞄の中から飛び出したキツネリスが
怯えてナウシカの指を噛んだ時に
キツネリスに対してナウシカがつぶやくシーンです。
このシーンが好きな人、多いんじゃないでしょうか。
僕は動物が大好きなので、
犬や猫を触ろうと近づいた時に、
このセリフが頭のなかに思い出してしまうんです。
「ホラ こわくない ねっ・・・」
なんて言いたいんですけど、
本当に噛まれたら手を引っ込めてしまい、
歯型だけでなくそれ以上の傷を受けてしまいそうで、
普通ならナウシカのようにいかないんでしょうね＾＾；
・・・ってことで、
動物に対して一度はつかってみたいセリフです。
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- 2017⁄06⁄14(Wed)
- 07:46
情けない僕らの色恋模様 【著者：茅なや】
茅なやさんの作品『
中学３年の時に姉が読んでいた少女漫画を読み
彼女がいるということに衝撃を受け、
高校に入学したら彼女を作り
甘酸っぱい青春を謳歌する・・・と誓った不破叶なのですが、
彼女・・・なんてそう簡単にできるわけがなく、
すでに５月を迎えていました。
いつものように幼馴染の赤染愛司と一緒にいる日々なのですが、
ちょっとなよっとしている愛司の方が女性にモテるんです・・・
でも、こういった話が苦手で特定の彼女ができるわけなく、
二人は彼女を作ろうとするのですが空回りの日々を送っています。
一方、入学早々に校内でコケてしまい、
泥だらけになってしまった内海みうという女の子に
さり気なく優しくした叶に一目惚れをしたみうなのですが、
内気でなかなか言い出せないままずっと片思いをしています。
ちょっと不器用な少年少女に恋は訪れるのか・・・
といった感じで描かれるコメディ作品です。
この作品の特徴は
叶＆愛司の話と、みうの話とが交互に描かれており、
みうの話の中には叶＆愛司で描かれた話を
そっと見守っている感じで描かれる
いわゆるザッピングを利用して話しが作られています。
個人的にザッピング効果を利用した作品が好きなので、
この作品もハマったのですが、
なんかもどかしいように描かれる
この３人の関係が可愛くて可愛くて・・・
とくに片思いを続けるみうがいい味をだしていますので、
気になった方は読んでみてください。
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