淫蘭島 ～日本禁忌秘境列伝～ 【著者：廣瀬周】

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廣瀬周さんの作品『淫蘭島 ～日本禁忌秘境列伝～』（秋田書店）

大学生の倉本翔は行方不明になった友人を探すために
女主島へとやってきました。

女主島は別名「淫蘭島」といってこの時期には
島の女性が積極的に男性を求める・・・という因習があり、
民俗学専攻をしている倉本はフィールドワークを兼ねて来たのですが、
友人の岡島はすでに島から出たと言われます。

せっかく来たのだからこの島のことを調べていると、
同じく島へとやって来た塔島瑞姫と出会い、
この島のことを詳しく教えてもらいます。

そして夜、倉本はこの島の網元の女性に夜這いをかけられそうになるのですが、
その女性は死体として発見されます。

この島の因習というのは
性交時の男を喰うことによって力を得るとされており、
岡島も網元の女性に喰われてしまい、
再び倉本も・・・とやって来た時に
別の女に殺されたのだろう・・・と・・・

そして、その夜に倉本は宿屋の女性に襲われることになるのですが、
塔島瑞姫が助け出し、一緒に逃げることに・・・
島中の女たちから２人は逃げ切ることができるのか・・・

・・・といった感じで描かれるサスペンス作品になっています。

この作品なのですが、
１話完結で３つの因習の話が短編として収録されており、
すべてエロ系の因習として描かれています。

こういった因習系の話って個人的に好きなので、
同じような短編で続編を描いてもらいたい作品です。

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激動のまなぴす 生きたいように生きる女子道 【著者：江崎びす子】

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江崎びす子さんの作品『激動のまなぴす 生きたいように生きる女子道』（KADOKAWA）

ツイッターで大共感の渦を巻き起こした
江崎びす子さん『激動のまなぴす』の
書籍化した作品です。

実はこの書籍を見るまで『激動のまなぴす』を
全く知らなかったのですが、
かなり面白く読ませていただきました。

思ったことがすぐに顔と言葉と行動に出てしまう
２０代の女性 まなぴすの日常が描かれています。

普通なら思ったりしても、
言葉にできず、行動に起こせず・・・
（顔には多少でるかもしれませんが＾＾；）
そんな人が多いと思うのですけどｍ
このように生きれたら楽しいだろうなぁ～と・・・

こんな生き方が出来るのは
本音で生きているからなのでしょうね。
周りの人は振り回されたりするでしょうけど、
人生楽しんだもの勝ちかも・・・

自分ではなかなかできないことをしているまなぴすを
見ているだけでスカッとする話などもあるので、
ストレス発散に読んでみるのもいいかも・・・

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言ったよきいちゃん！ 【著者：コニシリュウイチ】

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コニシリュウイチさんの作品『言ったよきいちゃん！』（集英社）

高校卒業後、３桁を超える職歴を経て
大手企業っぽい会社「堅床商事(株)」に
途中入社したきいちゃん。

きいちゃんは人の話は聞かないわ自由奔放だわ、
大胆不敵なＯＬの日常を描いた４コマ作品でになっています。

こんなきいちゃんを指導する頼りになる先輩の飯野さん、
同期に入社したおっちょこちょいな和田ちゃんと
総務課で仕事をしているのですけど、
きいちゃんの行動にみんな振り回されっぱなしなんです。

こんな気軽な感じで仕事できたら
楽しいだろうなぁ～っていうぐらい
元気に動き回るきいちゃんに
きっとハマると思いますよ。

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