拷問トーナメント 【原作：アオイセイ 作画：高遠由子】

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原作：アオイセイさん 作画：高遠由子さんの作品
『拷問トーナメント』（双葉社）

高校生の太田俊輔はクラスのカーストで
最下層にいるぐらい目立たない存在の男子生徒でした。

ある日、学校帰りに駅で自分と同じ顔の人物とぶつかりました。
少し気になり、見ていると、その人物は駅のホームから線路に降り、
そこに電車が入ってきて轢かれてしまいました・・・

そんな現場を見てしまい、
怖くてその場から逃げ出してしまうのですが、
ポケットに知らないスマホが入っているのに気づき、
自分とそっくりな人物とぶつかったときに
入れられた可能性がたかくなり、
そんなスマホを持っていると犯人扱いされてしまうかも・・・と
駅を出て家へと帰ってきました。

すると、そのスマホが起動し「拷問トーナメント」と表示され、
時刻が表示されたメールが届き、
その時間に合わせてゴスロリ衣装のメイドのような少女に拉致され、
芽が冷めた時には檻の中に入っていました。

どうやらここは「拷問トーナメント」が開催されており、
俊輔はこのスマホの元の持ち主「白の貴公子」と間違われて
ここに連れてこられてしまったんです。

「拷問トーナメント」とは２人の拷問吏が
それぞれの部屋にいる被験者から
道具などを使って傷つけようが
秘密を自白させたほうが勝ちというゲームなんです。

俊輔はこの「拷問トーナメント」から抜け出すために
被験者を拷問にかけるのですけど・・・

・・・といった感じで描かれる
かなりグロいゲームのストーリーになっています。

かなり胸糞悪いストーリーなのですけど、
何故か気になる話になっており、
続きが読みたくて仕方がありません。

このようなグロいゲームの漫画が好きな人は
多分、ハマると思いますので、
気になった方はチェックしてみてください。

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妖怪ギガ 【著者：佐藤さつき】

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佐藤さつきさんの作品『妖怪ギガ』（小学館）

この作品なのですが、
昔から語られている妖怪に新たな解釈を足して
新しい感覚の妖怪漫画になっています。

昔ながらの妖怪の短編の話もあるのですが、
主人（芹澤）を災いから守る「クロ」という妖怪が
芹澤の子供の頃からずっと守り続けている・・・
という話で描かれた話がメインとなっています。

子供の頃には「クロ」が見えていた芹澤なのですが、
大人になるにつれて「クロ」が見えなくなったのですが、
何か危険なことがあっても回避できていると
「クロ」が守ってくれたんだ・・・と感謝しているのが
とても心温まり、癒される作品になっています。

この話だけでも十分なのですが、
他の妖怪の短編も描かれているので、
妖怪が好きな僕としては見事にハマってしまいました。

ストーリーもいいのですが
それ以上に細かく描かれた絵もいいんですよね。
きっちりと描き込まれた背景や妖怪を見るだけでも
十分楽しめる作品になっていますので、
妖怪好きな人はチェックしてみるのもいいかもしれないですよ。

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