そしてぼくは外道マンになる 【著者：平松伸二】

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平松伸二さんの作品『そしてぼくは外道マンになる』（集英社）

紺お作品なのですが、
作者である平松伸二さん自身が描く、
デビューの頃からを描く漫画家漫画になっています。

新人漫画賞に選ばれ、岡山県から上京し、
『アストロ球団』の作者である中島徳博さんの
アシスタントとして働くことになったのですが、
中島徳博さんの手が腫れて漫画が描けなくなったので、
平松伸二さんが代わって原稿を描くことになり、
これが週刊漫画デビューになったようです。

平松伸二さんといえば、
『ドーベルマン刑事』『ブラックエンジェルズ』といった
ちょっと過激な作品を描かれているので、
本人もそんな方なのか・・・なんて思っていたのですが、
実はおとなしい性格で、
ちょっと危ない編集者などへの鬱憤を
漫画に描いている・・・ということが描かれていました。

この作品に描かれている編集部なんですが、
なんか極道の事務所のような描かれ方で、
登場するアシスタントなども
かなりアウトローな描写なのですけど、
これは本当なのでしょうか？

『バクマン。』でもジャンプ編集部などを
描いていたことがあったのですけど、
今と昔ではこうも違うのか・・・って思うほどです。

編集部のことはちょっと置いておいて、
個人的に漫画家漫画は好きなので
いろいろな作品を読んでいるのですが、
この作品はかなり異色な漫画家漫画になっていて
かなり面白く描かれていましたので、
気になった方はチェックしてみてください。

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異世界迷宮でハーレムを 【原作：蘇我捨恥 作画：氷樹一世 キャラクター原案：四季童子】

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原作：蘇我捨恥さん 作画：氷樹一世さん キャラクター原案：四季童子さんの作品
『異世界迷宮でハーレムを』（角川書店）

怪しげなネットゲームをしようとしクリックしたところ、
気がつけば馬小屋の藁の上に・・・

ゲーム世界の中に入ってしまった加賀道夫は
何が何かわからず襲ってきた盗賊を倒してしまいます。

その後、なんとか現実世界に戻れないかと、
いろいろと終了方法を言ったりしてみるのですが、
戻ることはできず・・・

自分が倒してしまった盗賊が
ゲームの世界のキャラか現実世界の人間か
わからなくなり、
この世界で生きていくことを決意します。

そして、この世界で夢のハーレム生活をおくるため
冒険に出る道夫を描いた
ファンタジー作品になっています。

ただ・・・タイトルに「ハーレム」とあるのですが、
今のところは道夫の妄想だけで、
本当にハーレムを作れるのかまだまだ謎が残るのですけど、
設定としては面白く、
普通のファンタジー漫画として読むことができますので、
気になった方はチェックしてみてください。

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ろりめし 【著者：猫間ことみつ】

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猫間ことみつさんの作品『ろりめし』（リイド社）

この作品なのですが、
タイトルに「ロリ」と入っているので、
ちょっといかがわしいご飯の話では・・・
なんて思った人はいないでしょうか？

この「ロリ」なのですけど、
『ろりめし』の「ろり」なのですが、
ロンリーめしの「ろり」なので、
期待した人は残念でした＾＾；

・・・とはいえ、
霞ヶ関に近い私立日比谷小学校に通う
小学５年生の女の子 大井しいなをヒロインに、
何故か昼食に大人たちに混じってランチを食べる・・・
そんな姿を描いたグルメ作品になっています。

なので、ある意味『ろりめし』の「ろり」は
ロリータの「ろり」であっているのかも・・・＾＾；

小学生の女の子がご飯を食べているだけのような作品なのですけど、
興味がある方は読んでみてください。
ただし、読むだけですよ！
危ない気を起こさないでくださいね＾＾；

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モミジの棋節 【著者：里庄真芳 監修：田中誠】

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著者：里庄真芳さん 監修：田中誠さんの作品『モミジの棋節』（集英社）

今は亡き天才棋士と呼ばれていた蔵道桜 七段の
弟である中学生の蔵道紅葉は兄と同じように
プロ棋士を目指しているのですが、
アマの大会でもベスト４にも入れず、
将棋の奨励会への受験資格を得られない時に
学校の校門前でとある女子高生と出会います。

この女子高生は佐倉銀杏といい
四段の実力を持つプロ棋士で、
紅葉を弟子に入れ、奨励会の受験資格を与えたんです。

銀杏は紅葉の兄の将棋に憧れており、
同じような打ち方でプロ棋士として実力を得たのですが、
紅葉の中にも兄と同じ力を持っていると思い、
鍛えて始めました。
そして、紅葉に今の攻め方を捨てろと言い出したんです。

紅葉もまた兄のような攻めの打ち方をしていたのですが、
今まで兄との勝負で受けが上手いことに気づかず、
無理やり攻めの打ち方をしていたんです。

佐倉との将棋でもともとの自分の打ち方を思い出し、
才能を開花させていく・・・というストーリーになっています。

この作品・・・１巻でキレイにまとまっているのですが、
ちょっと駆け足のような展開で物足りなさを感じました。
個人的にはもう少し話をふくらませて
２、３巻くらいの厚みをもたせれば
もっと楽しめる作品になったのではと・・・

・・・とはいえ、キレイにまとまっているので
将棋好きにはちょっと物足りなさを感じるかもしれませんけど、
良作ですので、気になった方は読んでみるのはどうでしょうか。

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“てん”の今年読んだ漫画・・・その６（ちょいエロ作品）

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前回に引き続き、
今日はちょいエロ作品で、
今年読んだ中で良かった作品をあげていきます。


原作：サンドロビッチ・ヤバ子さん 作画：ＭＡＡＭさんの作品
『ダンベル何キロ持てる？』（小学館）

山口譲司さんの作品『不倫食堂』（集英社）

黒澤Ｒさんの作品『金魚妻』（集英社）

新田章さんの作品『恋のツキ』（講談社）

蘇募ロウさんの作品『なんでここに先生が！？』（講談社）

原作：ハジメさん 作画：オオイシヒロトさんの作品『美しい犬』（秋田書店）

廣瀬周さんの作品『淫蘭島 ～日本禁忌秘境列伝～』（秋田書店）

ＬＩＮＤＡさんの作品『魔法人妻マナミ』（白泉社）

野澤ゆき子さんの作品『江口くんは見逃さない』（徳間書店）

三本コヨリさんの作品『女子高生のつれづれ』（徳間書店）

小谷真倫さんの作品『私だってするんです』（新潮社）

うみぼうずさんの作品『ちん×トレ！ オトコを極める珍トレーニング』（竹書房）

シネクドキさんの作品『エルフさんは痩せられない。』（ワニブックス）

原作：篁千夏さん 作画：八月薫さんの作品『浮世艶草紙 むすび島』（リイド社）


その中でも個人的に気に入った作品は
『エルフさんは痩せられない。』『淫蘭島 ～日本禁忌秘境列伝～』は
『ちん×トレ！ オトコを極める珍トレーニング』です。



『エルフさんは痩せられない。』は
異世界から人間界にやって来たエルフが
人間界の食べ物が美味しすぎて食べ過ぎて太ってしまい、
来たときと同じ体重に戻らないと異世界に戻れないため、
ダイエットをする・・・という内容で、
その他にもダークエルフやマーメード、オーガ、狼人間など
人外系のキャラが登場するちょいエロ作品になっています。



『淫蘭島 ～日本禁忌秘境列伝～』は
音信不通になった友人を探すために因習がある島へやってきた大学生と
島に縁のある女性と知り合うことから始まり、
ここからちょっとエロい因習系の島や村へ訪れたりする
サスペンス系の作品になっています。



『ちん×トレ！ オトコを極める珍トレーニング』は
筋肉を鍛え上がるために人生を捧げてきた男と
同じアパートの隣に引っ越してきた女性とが
ひょんなことから知り合い、
今まで筋肉しか鍛えてこなかった男は
初めて勃起してしまい、ここも鍛えようとする・・・という
とてもバカな設定で描かれた作品になっています。
設定はとんでもないんですけど面白かったです♪


どれも成年指定にくらべたら
全然エロが足りないのですけれども、
エロが含まれているだけではなく、
漫画は読んでいて楽しい方がいいですよね。

これからもそんな作品を探し続けていければと・・・

長々と６回に渡って
今年読んだ漫画の総括をしてきましたが、
今年もたくさんの漫画を読ませていただきました。
漫画家のみなさんありがとうございました。
来年もまたたくさんの漫画を楽しませてください♪

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忍ぶな！チヨちゃん 【著者：設楽清人】

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設楽清人さんの作品『忍ぶな！チヨちゃん』（エンターブレイン）

忍の家系に生まれた雀チヨ代は
人に気配を悟られると死を意味する・・・と
幼い頃から叩きこまれていたため、
高校に通うようになっても、
クラスではあまり目立たない存在になっていました。

なので高校の購買部でも
一番人気のコロッケパンが食べたくても
おばちゃんに気配を感じてもらえず、
いつも食べれずじまいでいました。

そんな時、クラスメイトのワタルがチヨ代に気づき、
コロッケパンを差し出してきたんです。

でも、チヨ代は恥ずかしくて受け取ることができずに
その場を立ち去ってしまうのですが、
高校で初めて自分の存在に気づいてくれ、
それだけではなく、優しさに触れたチヨ代は
ワタルに恋心を抱くことになります。

そしてワタルに告白しようとするのですが、
忍びとしての習慣や恥ずかしさもあり、
なかなか告白できない・・・
そんなチヨ代の姿を面白おかしく描いた作品になっています。

内気な女の子って好きな人がいても
見ているだけで告白なんてできないでしょう・・・
チヨ代はそれ以上に忍びとしての習慣が身についているので、
隠れるのが上手く、
本当に告白する気があるのか・・・なんて思ってしまうのですが、
その辺を上手く描いてあり、
読み出したらハマると思いますよ。

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スキだらけＪＫといちゃエロできちゃうアンソロジーコミック 【アンソロジー】

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アンソロジー作品『スキだらけＪＫといちゃエロできちゃうアンソロジーコミック』（一迅社）

この作品なのですが、
タイトルにもあるように
ＤＫとＪＫとが偶然に？必然に？
エッチな場面が訪れる・・・
そんなシチュエーション満載で描かれた
アンソロジーになっています。

憧れの先輩だったり、同級生だったり、
いたって普通の女子高生たちが・・・
ちょっと天然気味の女子高生たちが・・・
思わぬハプニングに見まわれ、
パンチラしたり、胸が当たったり（押し付けたり）
ならたまらないシチュエーションに
男子高校生は戸惑ったり赤面したり・・・

見ていて恥ずかしくなるような感じなのですけど、
学生時代にこんなシーンがあれば・・・
なんて思ってしまうような話が詰まっています。

こういった作品に出てくる女の子って
なぜ巨乳なのでしょうね。
まぁ、そちらのほうが嬉しいのですけど＾＾；

アンソロジーということで、
いろいろな漫画家さんの絵を楽しみながら
羨ましいシチュエーションをお楽しみください。

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“てん”の今年読んだ漫画・・・その５（女性向け作品）

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前回に引き続き、
今日は女性向けの作品で、
（あくまで僕の感覚の女性向け作品です）
今年読んだ中で良かった作品をあげていきます。


池辺葵さんの作品『プリンセスメゾン』（小学館）

もんでんあきこさんの作品『エロスの種子』（集英社）

御徒町鳩さんの作品『きみ諦めることなかれ』（集英社）

猪ノ谷言葉さんの作品『ランウェイで笑って』（講談社）

渡辺ペコさんの作品『１１２２（いいふうふ）』（講談社）

熊倉献さんの作品『春と盆暗』（講談社）

織田涼さんの作品『能面女子の花子さん』（講談社）

久世岳さんの作品『うらみちお兄さん』（一迅社）

朝日悠さんの作品『おじさんとみーこ』（一迅社）

ムラタコウジさんの作品『ぽちゃこい』（日本文芸社）

アキヤマ香さんの作品『片恋グルメ日記』（双葉社）

揚立しのさんの作品『ご飯つくりすぎ子と完食系男子』（幻冬舎）

かすがはるひさんの作品『婚活妄想焼肉』（ふゅーじょんぷろだくと）

吾平さんの作品『お惣菜屋とＯＬ』（フロンティアワークス）

ハナマルオさんの作品『スカートの中はケダモノでした。』（彗星社）


その中でも個人的に気に入った作品は
『プリンセスメゾン』『おじさんとみーこ』
『ランウェイで笑って』です。



『プリンセスメゾン』は
一人暮らしをしている沼越さんは自分にあった家を求め、
持井不動産の社員にもすでに顔と名前を覚えられるほど、
モデルルーム巡りをしています。
そんな沼越さんが“運命の物件”に出会うことができるのか・・・
といった感じで女性と家をテーマにした作品になっています。



『おじさんとみーこ』は
父親の事情で、祖父母に預けられ、
迎えに来ない父親を待ち続けるみーこだったのですが、
祖父母も事故で亡くなってしまい、
家に一人残されたみーこの前に
父親の弟（みーこの叔父）と名乗る男が現れ、
みーこは戸惑いつつも一緒に暮らすことになるのですが・・・
みーこに対する叔父の気持ちが哀れみなのか、
それとも愛なのか・・・内容はちょっと危なめなのですけど、
個人的にすごく良かったと思う作品です。



『ランウェイで笑って』は
モデルを目指していた少女だったのですが、
小学校の頃から身長が伸びずに
父親が社長のモデル事務所からクビを言い渡された少女と、
ファッションの専門学校に行きたいけれども
家が貧乏で夢を諦め就職しようとしていた少年とが
「叶わない夢」とわかりつつも
夢へと向かう２人を描いた作品になっています。


数年前までは青年誌で描かれている
女性誌などに描かれていた女性漫画家さんの作品ぐらいしか
読んでいなかったのですが、
レディコミなども少しずつ読むようになり、
なんか年々女性向け作品を読むようになっています。

少しずつですが買うのも探すのも恥ずかしくなくなってきているので、
これからはますます女性向けの作品を読むようになるかも・・・


次回、ちょいエロ作品へと続きます・・・

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ぽぽたむさまのマフマフには敵わない！！ －うさぎは正義 エッセイ編－ 【著者：井口病院】

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井口病院さんの作品『ぽぽたむさまのマフマフには敵わない！！ －うさぎは正義 エッセイ編－』（フロンティアワークス）

この作品なのですが、
うさぎ大好きの作者の井口病院さんが
愛兎（まなうさぎ）のぽぽたむさまに
振り回されっぱなしの作品になっています。

うさぎ好きにはたまらない内容で
井口病院さんと同じように、
うさぎに振り回されたい・・・って思うかもしれないです。

僕もうさぎが好きで
井口病院さんの作品をすべて読んでいるのですが、
本当にうさぎを描くのがうまく、
もふもふしたくなります。

うさぎを飼ったことがないのですが、
読んでるだけでうさぎの可愛さも伝わってきますので、
うさぎが好きな人はこの作品を含め、
井口病院さんの作品をオススメします♪

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Ｄの十字架（ゴルゴダ） 【著者：井本仁】

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井本仁さんの作品『Ｄの十字架（ゴルゴダ）』（ＬＩＮＥ）

この作品なのですが、
人間が悪事を働こうとしていると
“魂”の波動のようなものが見える
「鑑定眼」をもつ高校生の御家乱治郎は
刑事になる夢をいだき、刑事と一緒に街に出て
事件を解決する日々をおくっていました。

ある日、とてつもなく禍々しい“魂”の波動を持つ人間を
街でみつけつけていくことに・・・

この男は乱治郎が尾行しているのに気づき、
人気のない林へと誘いこみ、
Ｄの遺産という美術品の銃で乱治郎めがけて撃ってきました。

もうだめだと思った瞬間に転校生の百名リサが現れ、
その男に蹴りを入れ、持っていた十字架を使い、
男が持っていたＤの遺産を破壊したんです。

リサはＤの遺産という特別な力を秘めた美術品である
Ｄの遺産を破壊し盗むという“壊盗”で、
“魂”の波動を見抜く乱治郎を
パートナーとして協力を求めるのですが・・・

・・・といった感じで描かれる
ファンタジーバトル作品になっています。

乱治郎はリサに協力できないと断るのですが、
次々にＤの遺産のバトルに巻き込まれていきます・・・

アクション性の高い作品になっていて、
描写もいいので、
こういったストーリーが好きな人なら
すぐに引き込まれる作品になっていますので、
気になった方はチェックしてみてください。

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