泪 －泣きむしの殺し屋－ 【著者：環望】

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環望さんの作品『泪 －泣きむしの殺し屋－』（双葉社）

普通のＯＬの仲里泪は
上司の宝田課長に秘密がばれてしまい
ビルから突き落とす形で宝田を殺してしまいます。

もう、人生が終わった・・・と思ったのですが、
翌日、泪が殺してしまった宝田が
お客様から預かったお金を着服して
自殺をしたという報道が流れました。

何が起こっているのかわからない泪宛てに
スマホが送られてきて、無料通信アプリを使い、
宝田が死んだことを自殺に偽装したと連絡がありました。

そして偽装したかわりに
泪に別の人間を殺してほしいと依頼が・・・

自分を守るために、誰かわからない人間からの指示を
泪は言われるがまま行動することになるのですが・・・

・・・といった感じで描かれるサスペンス作品になっています。

泪を操る人間がまったく見えてこないのですが、
次々と起こる殺人・・・
ノンストップで描かれており、
引き込まれるストーリーになっていますので、
気になった方はチェックしてみてください。

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「さよなら」は別れの言葉じゃない！（『キャプテン翼』より）

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高橋陽一さんの作品『キャプテン翼』より

『キャプテン翼』の小学生編のラストには
２つの別れが待っています。

コーチをしていた見上と共に
ドイツへ留学することになった若林源三。

そして、画家の父親と
一緒に旅をすることになった岬太郎。

この２人の旅立ちのシーンなのですが、
『キャプテン翼』の中では一番好きだった
岬太郎との別れのシーンがすごく印象に残ってるんです。

翼たちは岬が旅立つことはしっていたのですが、
別れがつらくなるからと、
それを知らせずに旅立とうとした岬を
偶然にバス停で見つけた石崎たちは翼に知らせ、
そして、餞別としてボールを岬に渡すのですが、
その渡し方がサッカー漫画らしいんですよね。

寄せ書きしたボールを
走り行くバスにめがけて翼が蹴って岬に渡す・・・



完全に漫画ならではの渡し方です。

寄せ書きしたボールには
「全日本」の文字があるように、
Jrワールドユース編では日本代表として
再びコンビを組むことになるんですよね。

試合とかではかなり無茶なことをしているのですけど、
ストーリーではグッとくるシーンも多く、
この別れのシーンもその１つです。

今年はワールドカップイヤーということで、
『キャプテン翼』を最初から読み返しているのですが、
同じように読んでみませんか。

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猫だからね 【著者：そにしけんじ】

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そにしけんじさんの作品『猫だからね』（幻冬舎）

『猫ピッチャー』の作者である
そにしけんじさんの新たなる猫漫画です。

この作品には
作家、忍者、お医者さん、先生、シェフ
西遊記や他の物語に猫が出てきたり・・・と、
様々な猫が人間と同じように描かれています。

人間と同じように暮らす猫なのですが、
猫が良くする行動など
猫あるあるがたくさん詰まっており、
タイトルと同じで「猫だから」仕方ないね、
・・・といった感じになっちゃいます。

そにしけんじさんはいろいろな
猫漫画を描かれているので、
この作品に登場する様々な猫の中から
もしかしたら１つの作品になる猫がでたりするかも・・・
なんて思うほど個性ある猫が描かれてますので、
気になった方はチェックしてみてください。

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